「こんなアプリがあったらいいのに」――そのアイデアを、会社員として働きながら独学で形にしようとした三吉さん。AI・ノーコードで自作を進めるうちに、外部API連携の壁にぶつかりました。本記事では、写真・リンク整理アプリ「Tara(タラ)」が生まれるまでの道のりを、開発をご一緒したソウゾウとの対話形式でご紹介します。個人でアプリづくりに挑戦したい方に、ヒントの詰まった事例です。
- 会社員として働きながら、個人のアイデアをAI・ノーコードでアプリ化
- 独学(Adalo)でコア部分は完成。外部API/AI連携の壁でプロに依頼
- ツール選定(Adalo→Click)や機能と予算の落としどころを具体的に助言
- 「作る人」ではなく「一緒に考える人」として、当事者目線で伴走
三吉さんとアプリ「Tara」について
三吉さんは、平日は食品小売業の会社員として働きながら、趣味としてご自身でアプリ開発に取り組まれてきた方です。「副業」というより、「こんなものがあったらいいな」を自分の手で形にしてみたい、という思いから独学でアプリづくりを始められました。そのなかで生まれたのが、写真・リンク整理アプリ「Tara(タラ)」です。
Taraは、スクリーンショットや画像、Webのリンクを送ると、AIが裏側で内容に応じたタグを自動生成してくれるアプリです。生成されたタグをたどれば、お気に入りのお店や思い出の場所を、写真フォルダの中から探し回ることなくすぐに見つけられます。「写真が増えすぎて、どこに何があるか分からない」という悩みに応えるのがコンセプトです。
| お名前 | 三吉さん(平日は食品小売業の会社員/個人でアプリ開発) |
|---|---|
| アプリ名 | Tara(タラ) |
| アプリの概要 | 画像・スクリーンショット・リンクからAIがタグを自動生成し、思い出やお気に入りをすぐ探せる整理アプリ |
| 開発手法 | AI・ノーコード(Adaloで独学 → Clickで開発) |
| ご依頼内容 | 外部API/AI連携を含むアプリ開発の伴走・実装 |
まずは三吉さんが普段どんなことをされているのか、簡単に自己紹介をお願いできますか。
三吉と申します。平日は普通に会社員をしていて、食品小売業で働いています。副業というわけではないのですが、趣味でアプリ開発を自分でやっていて、そのご縁でソウゾウさんに出会ったという経緯です。
今回作られた「Tara」は、どんなアプリなのか教えていただけますか。
スクリーンショットや画像、リンクを送ると、AIが内容に合わせてタグを付けてくれるアプリです。あとからそのタグで、行ってよかったお店や思い出の場所をすぐ呼び出せます。
写真フォルダって、増えれば増えるほど目的の1枚が探せなくなりますよね。Taraを見れば分かる、という状態を作りたかったんです。
アプリ開発を「自分でやろう」と思ったきっかけ
Taraは、はじめから「アプリを作りたい」という動機で生まれたわけではありません。「こういうものが欲しい」というアイデアが先にあり、それを叶える手段としてアプリ開発にたどり着いた、という順番でした。
個人での挑戦だったため、いきなり貯金を切り崩して外注するのではなく、まずは自分でできる方法を探されました。そこで出会ったのがAI・ノーコードです。「これなら自分でもできるのではないか」と、独学でアプリづくりをスタートされました。
アプリのアイデアが先にあったのか、それともアプリ開発そのものに興味があったのか。どちらが先だったんですか。
アイデアが先行していました。「こういうものが欲しい」が最初にあって、それを実現する手段としてアプリにたどり着いた感じです。
外注ではなく、まず「自分でやろう」と思われたのはなぜですか。
個人なので、いきなり貯金を削ってやるのは重いなと。そんなときにAI・ノーコードに出会って、「これならできるんじゃないか」と思ったんです。
それで、まずは独学でやり始めました。いけるところまで自分でやってみよう、という気持ちでしたね。
独学の壁――外部API連携でつまずいた
三吉さんは、いくつかのAI・ノーコードツールを比較したうえで、最初はAdaloを選ばれました。ボタンを置いて画面をつなぐだけで、直感的にアプリの形が作れる操作性が、ご自身に合っていたといいます。実際、アプリの核となる画面や機能は、ほぼご自身で作り上げられました。
しかし、Taraの心臓部である「AIによるタグ生成」――つまり外部のAI(ChatGPT)とAPIで連携させる部分は、独学では越えられない壁でした。ここが動かなければ、アプリの根幹が完成しない。だからこそ「ここから先は誰かに頼むしかない」と、逆にはっきり見えたそうです。
いきなり丸投げするのではなく、まず自分で触ってみる。すると「どこまで自分でできて、どこからがプロの領域か」が明確になります。三吉さんの場合、それが結果的にスムーズな依頼と開発につながりました。
もともとAdaloで作られていましたよね。数あるツールの中で、なぜAdaloを選んだんですか。
AdaloやBubble、FlutterFlowなど、名だたるツールをいくつか試してみたんです。そのなかでAdaloは、ボタンを置いて何かとリンクさせるだけで、ほぼ形になった。
頭の中でアプリの画面がイメージできれば、直感で作れる。自分に向いているなと思ってAdaloにしました。
ゼロから自分で作ってみて、外注に至ったきっかけはどこでつまずいたことだったんですか。
核となる画面や「こんなページがあったらいいな」は自分で作れたんです。でも、ChatGPTなど外部ツールとAPIで連携させる部分が、どうしても自分の知識では無理で。
1〜2回トライしてもエラーで弾かれてしまって。逆に「ここからは誰かに頼まないとできない」とハッキリ分かったので、そこから探し始めました。
数ある会社の中でソウゾウを選んだ理由
依頼先を探すにあたって、三吉さんはノーコード/ローコードの制作会社など、3〜4社に問い合わせをされました。なかには「まず創業融資を受けて起業しては」と提案するところもあったといいます。しかし、個人で無理のない範囲から始めたい三吉さんの希望とは、方向性が合いませんでした。
そうしたなかで出会ったのがソウゾウ(西澤)でした。最初の打ち合わせで、やりたいこと・悩みを話すと、「それならこのツールが向いている」「Adaloよりも、ここから先はClickの方がいい」といった具体的な助言が返ってきた。機能と予算の落としどころまで踏み込んで教えてもらえたことが、決め手になったといいます。
何社かお話しされたなかで、最終的にソウゾウにしようと思った決め手はどこでしたか。
西澤さんと最初に30分話したときに、やりたいこと・今後こうしたい・悩みはこう、と全部聞いてもらえたんです。そのうえで「それならAdaloよりClickの方がいい」と具体的に提案してくれて。
「こっちのメリットはこれ、こっちはこれ」と、金額面と機能の限界まで詳しく教えてくれた。これなら相談しながら進められそうだと思いました。
他社さんだと、方向性が合わないと感じた部分もあったんですか。
「まず創業融資を受けては」と勧められたところもありました。でも借りる額が大きくなるし、家族とも話して、手持ちの範囲でできる方法を探そうとなって。
その点ソウゾウさんは、まず私のアイデアを理解して共感してくれた。そこが早くて、不安が取り除かれたのが大きかったです。
ツール選びも、予算と機能の落としどころも、まずは話しながら整理していけます。ソウゾウでは、いきなり大きな費用をかけずに始められるご提案を大切にしています。お気軽にご相談ください。
無料相談を申し込むClickで開発した「Tara」
ソウゾウでは、三吉さんがAdaloで築いた土台を踏まえ、AI・ノーコードツール「Click」でTaraを開発しました。独学では越えられなかった外部AI(ChatGPT)とのAPI連携を実装し、画像やリンクからタグを自動生成するというコア機能を形にしています。
写真やリンクをAIが自動でタグ付け。思い出やお気に入りをすぐ探せる感覚を、ぜひ体験してみてください。
開発で印象に残ったこと・完成した時の気持ち
開発中に大きなトラブルはなかったものの、「AIタグの見せ方」や表示速度といった細部で、認識のすり合わせを重ねる場面があったといいます。伝えたつもりでも、実際に操作してみると「思っていたのと違う」と気づく。その一つひとつを一緒に詰めていった過程が、印象に残っているそうです。
そして、独学では動かせなかったAIタグが初めて返ってきた瞬間は、何より嬉しかったとのこと。頭に浮かぶ言葉に近いタグが、自分で打たなくても出てくる――そのコア体験こそが、Taraの一番のキーポイントでした。
開発中に印象に残ったこと、大変だったことはありますか。
大きなエラーはなかったんですが、AIタグの見せ方や速度といった細かいところで、認識のずれがいくつかあって。伝えたつもりでも、いざ操作すると「あ、違う」となる。
その一つひとつを一緒にすり合わせていった過程が、印象に残っています。
逆に、アプリとして一番うれしかった瞬間はどこでしたか。
やっぱりAIタグが返ってきたときですね。頭に浮かぶ単語に近いものが、自分で打たなくても出てくる。そこが一番のキーポイントだったので。
それが出た瞬間は、「やっと形になった」とすごく嬉しかったのを覚えています。もともと自分が欲しくて作ったものなので、達成感がありました。
ソウゾウに頼んで良かった点
三吉さんが「良かった」と語るのは、手段に迷っている人の不安に対して、的確に複数の案を出してくれた点です。「これはできないのでは」と思うことも、組み方を変えれば実現できることが多い。その可能性を一緒に探ってくれたことが、大きな安心につながったといいます。
もう一つは、「クライアントと作り手」という関係を越えて、実際に使って感じたことを率直に教え合えたこと。年代が近く、感覚が似ていたからこそ、「どちらのボタン配置が見やすいか」といった細部まで、一緒に話しながら決められたと振り返ります。
正直なところ、ソウゾウに頼んで良かった点はどこでしょう。
手段で迷っている人の「ここが分からない」に対して、的確に案をいくつも出してくれたことです。アプリって、組み替えればできることの方が多いじゃないですか。
「できるか分からない」という要望も、研究して実現してくれた。そこを一緒に掘っていただけたのは、すごく良かったです。
「作る人」というより、一緒に考える関係だった、と。
そうですね。ただ作る人ではなく、実際に使って感じたことを逆に教えてくれた。年代も近いので、感覚が似ていたんです。
どっちの機能が使いやすいか、ボタンがどちらにある方が見やすいか。そういうところまで一緒に話して決められたのが良かったですね。
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「アプリを作りたいけれど、最初の一歩が踏み出せない」――そんな方へ、三吉さんからのアドバイスです。今は無料で使えるAI・ノーコードのツールが豊富にあり、イメージを言葉にすれば何かしら形になる時代。まずは自分で触ってみることを勧めます。
一方で、ビジネスとして使いたい、もう一歩踏み込みたい、となると、素人だけでは限界もあります。だからこそ「まず自分で触って概要をつかみ、限界を感じたところでプロに頼む」という順番が、結果的に形になりやすいと三吉さんは語ります。自分で裏側を理解しているからこそ、依頼相手と対等に話せる、というのが実感だそうです。
アプリを作りたいけれど一歩が踏み出せない、という方へ。三吉さんからアドバイスをいただけますか。
今は無料で使えるツールもたくさんあるので、まず「イメージを言ったら何が出てくるか」を試してみるのがいいと思います。ハードルはすごく下がっています。
私が2年前にAdaloを触り始めた頃より、ずっと選択肢が増えている。「こうなったらいいな」と思った瞬間に、形にしてもらえる時代だと思います。
まず自分で触ってみて、限界を感じたら頼む、という流れが良さそうですね。
そうですね。私はAdaloをやっていたので、アプリの裏側がどう動くか、なんとなく分かったんです。だから頼むときも早かった。
データベースの作り方には本当に苦労しましたが、その苦労を知っているから、一緒に悩んだときに話ができた。いきなり丸投げじゃなくて良かったと思います。
今後の展望
Taraは、これからさらに使いやすく育てていく段階です。会員登録後の案内画面を整理し、本当に伝えたい情報だけに絞る改善を予定しています。実際にご家族が使う様子を見て気づいた「どこを触ればいいか分からない」といった声を、丁寧に反映していく方針です。
あわせて、AIタグがうまく出ないときや、位置情報がオフになってしまったときのために、Q&A形式のトラブルシューティング(=取扱説明)を用意する構想も進んでいます。「困ったときのページ」をチュートリアルも兼ねて設けることで、初めての人でも迷わず使えるアプリを目指します。ソウゾウは、この一歩ずつの改善を引き続き伴走してまいります。
今後、Taraをどう育てていきたいと考えていますか。
まずは、最初の案内画面を整理したいです。今はあれもこれもと詰め込んでしまって、あまり見てもらえていなかったので、本当に知ってほしいことだけに絞ろうと思っています。
実際に家族に使ってもらうと、どこを触ればいいか分からない場面があって。そういう気づきを反映していきたいですね。
Q&Aやトラブルシューティングのページも構想されていますよね。
はい。AIタグが出ないときや、位置情報をオフにして現在地が出なくなったときなど、みんなつまずくポイントは似ていると思うんです。
そういう「困ったときのページ」を、チュートリアルも兼ねて一つずつ作っていきたい。一歩ずつ改善して、初めての人でも迷わないアプリにしていきたいです。
よくある質問(FAQ)
個人でも、AI・ノーコードでアプリ開発を依頼できますか?
はい。三吉さんのように、個人のアイデアを形にするご依頼も承っています。予算や実現したいことに合わせて、無理のない進め方をご提案します。
自分で途中まで作ったアプリの続きから頼めますか?
可能です。今回もAdaloで作られた土台を踏まえ、Clickでの開発に引き継ぎました。「ここから先だけお願いしたい」というご相談も歓迎です。
ChatGPTなど外部AI/APIとの連携もお願いできますか?
はい。Taraでは画像やリンクからAIがタグを自動生成する仕組みを実装しました。外部ツール連携は、独学ではつまずきやすい部分ですのでお任せください。
どのツールで作ればいいか分からなくても相談できますか?
もちろんです。やりたいことと予算を伺ったうえで、Click・Adalo・Bubbleなどから最適なツールと構成をご提案します。まずは無料相談でお聞かせください。
まとめ
三吉さんの事例は、「個人のアイデアを、いきなり大きな投資をせずに形にする」うえで、AI・ノーコードと、プロによる伴走の組み合わせが有効であることを示しています。自分で触って限界を知り、必要なところだけプロに頼む――その順番が、納得のいくアプリづくりにつながりました。
- 「欲しいもの」を起点に、AI・ノーコードで個人アプリ「Tara」を開発
- 独学(Adalo)でコアを作り、外部API/AI連携の壁でClick開発に移行
- ツール選定・予算と機能の落としどころを、対話しながら明確化
- 年代の近さと当事者目線で、「一緒に考える」パートナーとして伴走
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