【Lark公式パートナー認定店】Lark導入・運用支援サービス資料

- Lark公式パートナー認定店が「導入〜運用」まで一貫サポート
- Lark導入・運用におけるあらゆる課題にマッチした柔軟なサービス体系!
- 以下からすぐにサービス概要をご覧いただけます。
1. はじめに:なぜ今、Lark有料化が注目されているのか
Larkは、チャット・Docs・Drive・Wiki・タスク・ビデオ会議を一体化したコラボレーションプラットフォームです。
無料でも非常に多機能なことから、中小企業やスタートアップでの利用が急増しています。
しかし、利用チームが拡大すると「無料のままで十分なのか」「有料化のタイミングはいつが最適か」という課題が浮上します。
本記事では、2025年時点の公式仕様に基づき、無料・有料プランの違いと有料化の判断基準を整理します。
コストと機能のバランスを見極めながら、チームに最適なタイミングでアップグレードできるようサポートします。
👉Lark全体の機能や特徴をまとめた記事はこちらからご覧いただけます ↓

2. 無料プラン「Starter」でできること・できないこと
Larkの無料プラン「Starter」は、小規模チーム向けに設計されています。
2025年10月時点での公式仕様は以下の通りです。
Starterプラン主要仕様:
- 最大20ユーザー
- 共有ストレージ:100GB
- チャット履歴:最大18カ月
- Baseの自動化:月1,000回
- Wikiスペース:最大10個
会議機能について:
会議機能の上限はプラン・地域・時期で変動します。無料プラン(Starter)の参加人数・時間は無料プランは「最大1名・最長24時間」です。なお、Proは最大500名・最長24時間が公式仕様(2025年10月時点)。
無料プランでも、チャット・Docs・Drive・WikiといったLarkの主要機能は制限なく利用可能です。
しかし、次のようなケースでは限界が近づきます:
- チーム人数が増加(15〜20名前後)
- ファイル共有量が増加し、容量圧迫
- Baseの自動化が月1,000回を超える運用頻度
- 長期案件でチャット履歴18カ月制限が不便
このあたりが、有料プランへの移行を検討すべき明確なサインになります。
👉Lark料金のをまとめた記事はこちらからご覧いただけます ↓

3. 有料プラン(Pro / Enterprise)の内容と料金体系【2025年最新】
Proプランの主要仕様:
- 最大500ユーザー
- ストレージ:15TB
- チャット履歴:無制限
- 会議:最大500名・最長24時間
- Base自動化:月50,000回
- Trusted Parties(外部共有枠):10枠
- 料金:1ユーザーあたり約$12/月(年払い)
※日本円換算の目安:約1,800円/月($1=150円換算)。実際の請求はUSD建てで行われます。
Enterpriseプランの主要仕様:
- ユーザー数:無制限
- ストレージ:15TB+ユーザーごとに30GB追加
- Base自動化:月500,000回
- SSO対応、監査ログ、スーパグループ(最大50,000人)などの管理機能強化
無料プランとの決定的な違いは、容量・履歴保持・自動化上限・外部共有・管理機能の5点です。
Proは中小企業の実務レベルに最適、Enterpriseは全社導入を想定した構成です。
4. 有料化のベストタイミング
Larkの無料プランは非常に優れていますが、チームやプロジェクトが成長するにつれて、運用上の制限が徐々に顕在化します。以下のような状況が出始めたら、有料化を検討するサインです。
① チーム人数が15〜20名に到達したとき
Starterの上限は20ユーザーです。
部署単位での利用や新規メンバーの追加を考える場合、Proプラン(最大500名)へ切り替えることで余裕を確保できます。
② 外部共有・クライアント連携が増えたとき
無料プランでは「Trusted Parties」機能(外部共有設定)が利用できません。
クライアントや外部パートナーとの共同作業が増える場合、Proプラン以上が実務的に必須となります。
③ チャット履歴の保持が必要になったとき
Starterでは18カ月で履歴が削除されるため、長期案件やナレッジ共有に支障が出ます。
履歴無制限のProプランに移行すれば、過去の議論や意思決定を全て参照可能になります。
④ 権限管理や監査対応が必要になったとき
チーム拡大に伴い、情報アクセス権限やセキュリティ統制の必要性が高まります。
EnterpriseプランにはSSO(シングルサインオン)、監査ログ、スーパグループ(最大50,000名)など、管理者向け機能が標準装備されています。
⑤ 運用体制を見直すタイミング
年度更新、事業拡大、新拠点設立などの節目に合わせて有料化するのが理想です。
Larkは契約ユーザー単位で柔軟にスケールできるため、「必要人数だけ有料化」も可能です。
5. 導入企業の事例と判断プロセス
■ 事例①:10名規模の制作チーム(Starter→Pro)
導入初期は無料プランで運用していたが、以下の項目が課題に。
- Driveの容量上限(100GB)
- 外部共有不可
- 履歴制限による情報断絶
Proプラン移行により、データ管理と外部共有が一体化し、作業時間を約30%削減。
コストは月1万円弱(10ユーザー×$12/月)と、費用対効果は十分だった。
■ 事例②:100名規模のIT系ベンチャー(Pro→Enterprise)
組織拡大に伴い、アクセス権管理やSSOが不可欠に。
監査ログ・スーパグループ機能を活用することで、社内統制と柔軟な部門連携を両立。
導入後はセキュリティ担当者の管理負担を大幅に軽減。
■ 判断プロセスの共通パターン
- 無料プランで数カ月運用し、ボトルネック(全体の進行を遅らせている部分)を数値で把握
- 社内運用ルールと突き合わせて課題を特定
- 部署単位で試験的に有料化
- 効果測定を行い、必要に応じて段階的に拡張
このように、「Starter→Pro→Enterprise」へ段階的に移行するフェーズ設計が、多くの企業で成功パターンとなっています。
6. 無料プランを最大限活かすコツ
有料化を検討する前に、まずは無料プラン(Starter)を限界まで活用して運用ノウハウを蓄積することが重要です。
以下の工夫で、無料範囲内でも十分に効率的なチーム運営が可能になります。
① Drive・Wiki・Baseを連携させて「情報の一元管理」
Larkの強みは、アプリ間のシームレスな連携にあります。
Docsで議事録や共有資料をまとめ、Wikiでチームルールを整理、Baseでタスク・案件を可視化。
この3つを連動させれば、無料でも中規模チームの情報設計を安定運用できます。
② チャット履歴18カ月制限への対策
履歴が自動削除されるため、重要なスレッドはDocsやWikiへ転記し、長期的なナレッジとして残すのが定石です。
Baseと連携して「議題・決定事項・担当者」をデータ化すれば、履歴制限の影響を最小限に抑えられます。
③ 外部ツールと組み合わせて不足を補う
Starterでは外部共有(Trusted Parties)に制限があるため、Google DriveやNotionなどを補助的に使うと便利です。
Larkを「社内コミュニケーションの中心」に据え、他サービスを情報出入口として扱う構成が現実的です。
④ 有料化前に確認したい5つのチェックポイント
- チームメンバー数が20名に近づいている
- 共有ストレージが80GBを超えている
- 外部パートナーとDocsを共有する必要がある
- チャット履歴の保持制限が業務に支障
- Baseの自動化が月1,000回を超えそう
これらのうち2つ以上に該当した時点で、Proプランへの移行検討を始めるのが目安です。
7. まとめ:Lark有料化は「チーム規模」と「運用目的」で決める
Larkは、スタートアップから大企業まで柔軟に対応できる構造を持っています。
重要なのは、「どの段階で、何を解決したいのか」を明確にすることです。
- Starterプラン:10人前後の小規模チーム、短期プロジェクトに最適
- Proプラン:中小企業が組織運用を効率化したい場合に最適
- Enterpriseプラン:全社導入や統制管理を重視する大規模組織向け
まずは無料プランでチーム運用を試し、自社に合ったワークフローを確立してから段階的に有料化するのが理想です。
Larkは“最初から全部導入する”ツールではなく、成長に合わせて広げていける設計が魅力です。
焦らず、チームのフェーズに最適なタイミングでアップグレードを行いましょう。
ソウゾウ:Lark導入・運用支援 サービスの概要はこちら
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