「Gammaで何ができるのか」「料金はいくらか」「PowerPointの代わりになるのか」——この記事では、提案書・研修資料を日常的に作っているAI×ノーコードの導入支援会社(支援実績150社以上)が、Gammaのできること・料金・向き不向きを公式の一次情報にもとづいて整理します(2026年8月時点)。

Gammaは指示を書くと、資料・サイト・SNS画像がその形で出てくるツールです。PowerPointのように1枚ずつ作るのではなく、構成ごと生成してから直します。
料金で押さえるべきは「クレジット数」が主役だという点です。無料は登録時に400(毎月ではありません)、Plus(月1,440円)が毎月1,000、Pro(月2,500円)が毎月4,000、Ultra(月13,274円)が毎月20,000。人数ではなく、作った回数で上位プランが必要になります。そして無料枠は使い切ったら増えません。ここを誤解すると、試している途中で止まります。
01 Gamma 早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何ができるか | 指示から資料・ドキュメント・ウェブサイト・SNS投稿・画像を生成する |
| 🔴 料金の主役 | クレジット数。人数ではなく、作った回数で決まる |
| Free | ¥0。登録時に400クレジット(毎月ではない)/1プロンプトで最大10枚 |
| Plus | 1ユーザー月1,440円(年額17,280円)/毎月1,000クレジット/最大100枚/ロゴ削除可 |
| Pro(一番人気) | 1ユーザー月2,500円(年額30,000円)/毎月4,000クレジット/API・カスタムドメイン10個・詳細な分析 |
| Ultra | 1ユーザー月13,274円(年額159,291円)/毎月20,000クレジット/最先端モデル・カスタムドメイン100個 |
| 認証 | SOC 2 Type II に準拠していると公式に記載 |
| 向いている用途 | たたき台を早く出す。社内資料・提案の初稿・簡易サイト |
| 向いていない用途 | 細かい体裁を1ミリ単位で詰める資料。作り込むほど手戻りが増える |
出典:Gamma公式 プランと料金(日本語)(2026年8月時点)
02 Gammaでできること
Gammaの立ち位置は「たたき台を出す機械」です。完成品を出す道具ではなく、ゼロから書き始める時間をなくす道具として使うと効きます。
| できること | 実務での使いどころ |
|---|---|
| 資料(スライド)の生成 | ここが主力。指示1つで構成ごと出る |
| ウェブサイトの生成 | 簡易なLP・案内ページ。カスタムドメインで公開できる(Pro以上) |
| ドキュメント・SNS投稿・画像 | 資料以外の形でも出力できる |
| PDF・PPTXから取り込む | 既存資料を読み込んで作り直せる |
| PDF・PPTX・PNG・Googleスライドへ書き出す | 無料プランでも書き出せる |
| APIで呼び出す | 自社の仕組みに組み込む(Pro以上) |
03 Gammaの使い方——たたき台を出すまでの4手順
操作は難しくありません。差が出るのは、何を任せて何を自分でやるかの線引きです。
手順① 完成品を期待しないと決める
最初に決めるのはここです。Gammaが出すのはたたき台であって、完成品ではありません。「そのまま客先に出せるものが出てくる」と期待すると、直す作業のほうが長くなります。
「ゼロから書き始める時間をなくす道具」と考えてください。それだけでも十分に価値があります。
手順② 指示に「誰に・何を・何枚で」を入れる
「営業資料を作って」では、当たり障りのないものが出ます。「情報システム部門向けに、AI導入の稟議で使う資料を12枚で」のように、読み手・目的・枚数を入れてください。枚数を指定しないと、無駄に長いものが出ます。
手順③ 構成だけ直してから、中身を詰める
出てきたら、まず見出しの並びだけを見て直します。中身から手を入れると、構成を変えたときに全部やり直しになります。
順番→見出し→中身の順で詰めるのが最短です。
手順④ 書き出して、最後は手元のツールで仕上げる
PDF・PPTX・PNG・Googleスライドに書き出せます。細かい体裁は、書き出してからPowerPointで詰めるほうが速いことが多いです。Gamma上で1ミリ単位の調整をしようとすると、時間がかかります。
※無料プランのクレジットは登録時の400のみで、毎月は増えません。試している途中で止まらないよう、何回作れるかを把握してから使ってください(2026年8月時点)。
04 🔴 料金の落とし穴——無料の400クレジットは「毎月」ではありません
料金表を人数で見ると誤ります。効いてくるのはクレジット数です。
| プラン | 月額(1ユーザー) | 年額請求 | クレジット | 1プロンプトの上限 |
|---|---|---|---|---|
| Free | ¥0 | — | 登録時に400(毎月ではない) | 10枚 |
| Plus | 1,440円 | 17,280円 | 毎月1,000 | 100枚 |
| Pro(一番人気) | 2,500円 | 30,000円 | 毎月4,000 | 100枚 |
| Ultra | 13,274円 | 159,291円 | 毎月20,000 | 100枚 |
最も誤解されるのがFreeです。400クレジットは登録時の1回きりで、翌月に補充されません。「無料で使い続けられる」と思って試していると、途中で止まります。
そしてPlus と Pro の差は、機能よりクレジット数です。1,000と4,000で4倍。月額の差は1,060円なので、作る回数が多いならProのほうが単価は下がります。
だから最初に出すべき数字は「何人が使うか」ではなく「月に何本作るか」です。いまの資料作成の本数を数えてからプランを選んでください。
※公式には年額請求で最大28%お得と記載があります。ただし年額は前払いなので、使い続けるか分からない段階では月払いで試すほうが安全です。
※料金は日本語公式の料金ページの実査値です(2026年8月時点・個人向けタブ)。改定され得るため、契約時は必ず公式で最新をご確認ください。ビジネス向けのプランは別に用意されています。
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05 Gammaでつまずきやすい3点
① 無料枠が毎月もらえると思っている
最も多い誤解です。Freeの400クレジットは登録時の1回きりで、翌月に増えません。検証の途中で止まると、判断できないまま終わります。試す前に「何本作って判断するか」を決めてください。
② 完成品を期待して、直す時間のほうが長くなる
Gammaが出すのはたたき台です。細かい体裁を1ミリ単位で詰めようとすると、PowerPointで作るより時間がかかります。書き出してから手元のツールで仕上げるのが現実的です。
③ 人数でプランを選ぶ
料金の主役はクレジット数です。1人でも大量に作るならProやUltraが要りますし、5人いても月に数本ならPlusで足ります。「月に何本作るか」から決めてください。
06 Gammaと他の選択肢の使い分け
資料まわりの道具は、「何を出したいか」で選び分けます。
| やりたいこと | 適した選択肢 | 理由 |
|---|---|---|
| 資料のたたき台を早く出す | Gamma | 構成ごと生成するのが中心機能 |
| 体裁を細かく詰めた資料を作る | PowerPoint・Googleスライド | 1ミリ単位の調整はGammaより速い |
| 資料に加えて表・文書・メールもまとめて | Genspark | オフィス一式がそろっている |
| 自社の資料を読ませて、その中だけで答えさせる | Gemini Notebook(旧NotebookLM) | 作る道具ではなく読む道具 |
| 文章を練る・考えを整理する | Claudeで資料作成 | 構成そのものを一緒に考えたいとき |
07 Gammaを入れるべき会社・見送ってよい会社
✅ 入れるべき会社
- 資料をゼロから書き始める時間が長い——ここが最も効きます
- 社内資料・提案の初稿を数多く作る
- 簡易なLPや案内ページも作りたい(Pro以上でカスタムドメイン公開が可能)
- SOC 2 Type II への準拠が、情シスの審査で材料になる
❌ 見送ってよい会社
- 体裁を細かく詰めた資料しか作らない——手戻りのほうが増えます
- 資料を作る頻度が低い——クレジットが余ります
- 完成品が出てくると期待している——出るのはたたき台です
判断の基準は1つです。「ゼロから書き始める時間が、月に何時間ありますか」。ここが長い会社ほど効きます。逆に、既存資料の手直しが中心なら、効果は限定的です。
08 西澤の一言|道具より先に、置き換える業務を1つ決める
代表 西澤💡 Gammaのようなツールの相談を受けるとき、私たちが最初に聞くのは「いま、誰の、どの作業に困っていますか」です。機能の話はそのあとです。
理由は単純で、道具から入ると必ず止まるからです。「便利そうだから入れてみた」で終わっている会社を、たくさん見てきました。逆に定着している会社は例外なく、置き換える業務を先に1つ決めています。
そしてもう1つ、Gammaに限らず必ずお伝えしていることがあります。「作った本人しか直せない状態にしないこと」です。自動化やAIの仕組みは、作った人には自明でも、他の人には読み解けません。担当者が抜けた瞬間に止まる仕組みは、無いほうがマシなこともあります。
当社が支援するときも、御社が自分で直せる状態にしてお渡しすることを前提にしています。道具は変わりますが、この原則は変わりません。
09 よくある質問(FAQ)
Gammaとは何ですか?
指示を書くと、資料・ドキュメント・ウェブサイト・SNS投稿・画像を生成するAIツールです。PowerPointのように1枚ずつ作るのではなく、構成ごと生成してから直す形で使います(2026年8月時点)。
Gammaの料金はいくらですか?
個人向けはFree ¥0/Plus 1ユーザー月1,440円(年額17,280円)/Pro 月2,500円(年額30,000円)/Ultra 月13,274円(年額159,291円)です。公式には年額請求で最大28%お得と記載があります。改定され得るため契約時は公式でご確認ください(2026年8月時点・日本語公式の実査値)。
無料でどこまで使えますか?
登録時に400クレジットが付き、1プロンプトで最大10枚まで作れます。PDF・PPTX・PNG・Googleスライドへの書き出しも無料プランで可能です。🔴 ただし400クレジットは登録時の1回きりで、毎月は補充されません。
クレジットとは何ですか?
作った回数に応じて消費される単位です。Gammaの料金は人数ではなくクレジット数が主役で、Plusが毎月1,000、Proが4,000、Ultraが20,000です。「何人が使うか」ではなく「月に何本作るか」からプランを選んでください。
PlusとProはどちらを選ぶべきですか?
差は機能よりクレジット数です。Plus 1,000/Pro 4,000で4倍、月額の差は1,060円。作る回数が多いならProのほうが1本あたりの単価は下がります。加えてProではAPI・カスタムドメイン10個・詳細な分析が使えます。
PowerPointの代わりになりますか?
用途によります。たたき台を早く出す用途では代わりになりますが、体裁を1ミリ単位で詰める資料には向きません。実務では「Gammaで構成を出す → 書き出して手元のツールで仕上げる」形が現実的です。
セキュリティ面はどうですか?
公式に「SOC 2 Type II に準拠した組織です」と記載されています。ただし認証は審査を通しやすくする材料であって、社内で誰が何を入力してよいかまでは保証しません。線引きは自社で決める必要があります。
どんな指示を出すとうまくいきますか?
「誰に・何を・何枚で」を必ず入れてください。「営業資料を作って」では当たり障りのないものが出ます。「情報システム部門向けに、AI導入の稟議で使う資料を12枚で」のように書くと精度が上がります。枚数を指定しないと無駄に長くなります。
10 まとめ
- Gammaは資料・サイト・SNS画像を構成ごと生成するツール
- 🔴 料金の主役はクレジット数。人数ではなく作った回数で決まる
- 🔴 無料の400クレジットは登録時の1回きり。毎月は増えない
- Plus 月1,440円(1,000)/Pro 月2,500円(4,000)/Ultra 月13,274円(20,000)
- PlusとProの差は機能よりクレジット数。4倍差で月額差は1,060円
- 出てくるのはたたき台。完成品を期待すると直す時間のほうが長くなる
- 順番→見出し→中身の順で詰める。中身から直すとやり直しになる
- 判断基準は「ゼロから書き始める時間が月に何時間あるか」
🤝 「入れて終わり」にせず、使われる状態まで作ります
当社はAI×ノーコードの導入を支援先150社以上に行ってきました。御社が自分で直せる状態にしてお渡しするのが基本方針です。ツール選定の段階からご相談いただけます。
あわせて読む:Gensparkとは?/NotebookLM(Gemini Notebook)とは?/Claudeで資料作成する方法/AIガバナンスとは?
11 出典・参考(2026年8月時点)
📌 情報源
- Gamma公式:プランと料金(日本語・個人向け)(Free ¥0=登録時400クレジット・1プロンプト最大10枚/Plus 月1,440円・年17,280円=毎月1,000クレジット・最大100枚/Pro 月2,500円・年30,000円=毎月4,000クレジット・API・カスタムドメイン10個/Ultra 月13,274円・年159,291円=毎月20,000クレジット・カスタムドメイン100個/年額請求で最大28%お得/SOC 2 Type IIに準拠)
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