【デモで試せる】Claude Codeで勤怠管理システムを開発する方法と費用|動画つき資料【2026年】

「タイムカードの集計に毎月2日かかる」「シフトをLINEとExcelで回していて、直近の変更が伝わらない」「既製の勤怠システムは自社の働き方に合わない」——この記事では、Claude Codeでの開発・本番運用を実際に行っているAI×ノーコードの導入支援会社(支援実績150社以上)が、勤怠・シフト管理システムを自作する方法・費用・法令が求める記録の要件まで、条文の一次情報にもとづいて解説します(2026年8月時点)。

結論

打刻・労働時間の集計・シフト作成・申請承認という基本機能の勤怠管理システムは、Claude Codeで自作できます。費用はClaudeの利用料(月約3,000円〜・1ドル150円換算)+公開時の実費——外注の数百万円規模とは桁が違います。

ただし勤怠は、他の業務システムと決定的に違う点があります。法令が「どう記録するか」を定めているということです。労働安全衛生規則は、労働時間の状況を「タイムカードによる記録、パーソナルコンピュータ等の電子計算機の使用時間の記録等の客観的な方法その他の適切な方法」で把握し、その記録を3年間保存するよう求めています。作り始める前に、ここを外していないか確認してください。

クリックできる目次

01 Claude Code×勤怠・シフト管理システム 早見表

項目 内容
作れる機能 出退勤の打刻・日次/月次の労働時間集計・残業/深夜/休日労働の内訳・シフト表の作成と公開・有休/残業の申請と承認・CSV書き出し(給与ソフト連携用)
費用 Claudeの利用料(月約3,000円〜・1ドル150円換算)+公開実費。外注は数百万円規模〜が一般的な相場感
期間 試作は数日。就業規則との突き合わせを含めて3〜6週間が目安
🔴 法令の前提① 労働時間の状況は客観的な方法で把握する必要があります(労働安全衛生法66条の8の3/安衛則52条の7の3)。パソコンの使用時間の記録も条文に明記されている方法です
🔴 法令の前提② 把握した記録は3年間保存(安衛則52条の7の3第2項)。労働基準法109条の書類は「五年間」ですが、附則により当分の間は三年間とされています
向いている会社 シフト制で働き方が独自/既製品の締め処理に合わせられない/集計に人手をかけている会社
向いていない会社 給与計算まで一体で任せたい/変形労働時間制など複雑な制度を複数運用している場合は既製品+社労士のほうが安全

02 🎮 実際に触れるデモアプリ——完成形をその場で体験

百聞は一見にしかず。この記事の手順で作れる勤怠・シフト管理システムの完成形——「TOKIWA(時輪)」を、登録不要でそのまま触れます。まず動かして、「これなら作りたい」と思ったら作り方の資料ごと受け取ってください。

勤怠管理システムの月次勤務一覧。日ごとに生の打刻と丸め後の時刻が並び、実労働・法定内・法定外の時間が表示されている
デモの月次一覧——「生の打刻」と「丸め後」を同じ行に並べています

勤怠システムで最初に見るべきはここです。TOKIWAは打刻をそのまま生データとして残し、丸め・区分・割増は「算出結果」として別に表示します。上の画面で「生打刻」と「丸め後」が同じ行に並んでいるのはそのためです。打刻そのものを書き換えないので、あとから「なぜこの時間になったのか」を必ず説明できます。次の03章で説明する法令が求める記録の残し方に、まっすぐ効いてくる設計です。

スマートフォンの打刻画面と申請画面。大きな退勤ボタンと休憩開始、今日の予定シフトと実働時間が表示されている

打刻はスマホで、1タップ

出勤・退勤・休憩を大きなボタンで押すだけ。位置情報を付けるかどうかは本人が選べます。押した直後から実働時間・休憩の残り・退勤予定が出るので、「今日はあと何分か」が本人にも分かります。残業の申請や訂正申請も同じ画面から出せます。

確定シフトの月カレンダー。早番・中番・遅番が日付ごとに時間帯つきで表示されている

シフトと勤怠が地続きになる

確定シフトは月カレンダーで、早番・中番・遅番が時間帯つきで並びます。来月の希望提出とシフト交代の依頼もここから。スマホのカレンダーに取り込めます。シフトが勤怠と同じ場所にあるから、予定と実績のズレがその場で見えます。

🎮 いま試せます——「TOKIWA(時輪)」(デモ・無料・登録不要)

この記事の手順で作れる勤怠・シフト管理システムの完成形です。打刻・月次の勤務一覧・残業サマリ・シフト表・申請と承認・有給まで揃った実物を、登録なしでそのまま動かせます。打刻は生データとして残し、丸めや割増は算出結果として分けて見せる——勤怠でいちばん大事な部分を、画面で確かめてください。触って「これなら作りたい」と思ったら、この完成形をゼロから作る手順を最初から最後まで解説した動画つき資料を無料でお送りします。

03 🔴 勤怠だけは、作る前に法令を確認してください

他の業務システムなら「まず作って試す」で構いません。勤怠は違います。記録の仕方そのものが法令で定められているからです。

まず押さえるべきは次の3点です(いずれも条文で確認しています。出典は記事末尾)。

・把握の方法——労働安全衛生規則52条の7の3は「タイムカードによる記録、パーソナルコンピュータ等の電子計算機の使用時間の記録等の客観的な方法その他の適切な方法」と定めています。自作システムでの打刻記録も、客観的な記録として残る形であればこの範囲に入り得ます

・記録の保存——把握した労働時間の状況の記録は3年間保存(同条2項)。労働基準法109条は「五年間」と定めていますが、附則143条により当分の間は三年間とされています

・賃金台帳の記載事項——労働基準法108条にもとづく賃金台帳には、労働日数・労働時間数・残業時間数・休日労働時間数・深夜労働時間数を記載する必要があります。この5つを出力できる作りにしておいてください

そしてもう1つ。対象者の範囲が2つの制度で違います。厚生労働省のガイドライン(平成29年1月20日)は管理監督者とみなし労働時間制の適用者を対象から除いていますが、労働安全衛生法66条の8の3による「労働時間の状況の把握」は、高度プロフェッショナル制度の対象者を除く全ての労働者が対象です。管理職の分も記録が要る、という点を見落とさないでください。

※本記事は法的助言ではありません。自社の就業規則や労働時間制度に合っているかの最終判断は、社会保険労務士など専門家にご確認ください。

04 何が作れるか——機能別の実装難易度

最初から全部を作らないでください。下の表の「まず作る」だけで、タイムカードの手集計よりは確実に良くなります。

機能 難易度 作る順番
出勤・退勤の打刻(打った時刻がそのまま残る) 低 まず作る
日次・月次の労働時間集計 低 まず作る
残業・深夜・休日労働の内訳の切り分け 中 まず作る(賃金台帳に必要)
打刻の修正と、修正した履歴の保存 中 必須。修正できるだけで履歴が残らない作りは危険
シフト表の作成・公開・変更通知 中 シフト制なら早めに
有休・残業の申請と承認 中 定着してから
CSV書き出し(給与ソフトへの受け渡し) 中 締めの前に必須
変形労働時間制・裁量労働制への対応 高 専門家と要件を固めてから。自作の判断だけで進めない
給与計算そのもの 高 既製の給与ソフトの領域。無理に作らない

05 費用——外注・ノーコード・Claude Codeの3択比較

選択肢 費用の目安 向いている場面
外注開発 数百万円規模〜 要件が固まっていて、社内に作る人を置けない。土台だけ頼んで運用は自社、という分け方も有効
既製の勤怠システム 1人あたり月数百円〜 給与計算まで一体で任せたい/複雑な労働時間制度がある場合はこちらが安全
ノーコード 月数千円〜数万円 シフト表など、現場が自分で直したい部分がある
Claude Codeで自作 Claudeの利用料(月約3,000円〜・1ドル150円換算)+公開実費 自社の働き方・締め処理をそのまま形にしたい。既製品の枠に収まらない

※外注費用は一般的な相場感であり、要件により大きく変動します。既製サービスの料金は各社の公式サイトでご確認ください。Claudeの利用料(月約3,000円〜・1ドル150円換算)は2026年8月時点。

06 作り方——勤怠・シフト管理システムを実装する5ステップ

  1. 就業規則と、いまの締め処理を紙に書き出す。締め日、割増の率、休憩の扱い、遅刻早退の丸め。ここが曖昧なままシステムを作ると、毎月の締めで必ず揉めます。不明点は先に社労士に確認してください。
  2. Claude Codeに、打刻の残り方から作らせる。いきなり集計画面を作らせず、「打った時刻をそのまま残し、修正は別の記録として積む」形を先に決めさせます。打刻を上書きできる作りにすると、記録の客観性が損なわれます。
  3. 賃金台帳に必要な5項目を出せるところまで作る。労働日数・労働時間数・残業時間数・休日労働時間数・深夜労働時間数。この5つが出れば、給与ソフトへ渡せます。
  4. 1か月ぶんを、いまの方法と並行で回す。手集計とシステムの数字を突き合わせ、ズレた箇所を全部潰してから切り替えます。いきなり切り替えないでください。
  5. 記録の保存と、誰が見られるかを決める。3年保存の要件を満たす置き場所か。他人の打刻が見えてよいのか。ここは後付けが最も難しい部分なので、公開前に必ず決めます。

📗 作り方を、手を動かしながら見たい方へ

デモと同じものをゼロから作る手順を、動画つきの資料で無料配布しています。打刻の履歴を残す作り方も含めて解説しています。

07 法令を外さずに続いている5つの型

勤怠を自作して続いているのは、「給与計算まで全部を置き換える」を狙わなかった会社です。

型 何を担うか なぜ続くか
①打刻と集計だけ型 打刻・集計・CSV書き出しまで。給与計算は既製ソフト 法令リスクの重い部分を既製品に任せられる
②シフト作成特化型 シフトの作成・公開・変更通知だけ 現場の痛みが最も強い部分なので使われる
③1事業所限定型 1店舗・1現場の勤怠だけ 労働時間制度が1つで済むので要件が複雑にならない
④申請承認だけ型 有休・残業・シフト変更の申請と承認だけ 紙とメールの往復が消える効果がその日に分かる
⑤既製品の補助型 既製の勤怠システムに無い自社固有の集計だけ 本体を置き換えないので法令リスクが小さい

08 勤怠・シフト管理システム特有のつまずき3つ

① 打刻を上書きできる作りにしてしまう

これが最も危険な設計ミスです。打刻の修正ができること自体は必要ですが、元の打刻が消える作りにしてはいけません。「いつ・誰が・何を・何に直したか」を別の記録として積んでください。記録の客観性が問われるのはまさにこの部分です。

② 管理職の記録を対象外にしてしまう

厚生労働省のガイドラインが管理監督者を対象から除いているため、「管理職は打刻不要」と誤解している会社がとても多いです。しかし労働安全衛生法66条の8の3による労働時間の状況の把握は、高度プロフェッショナル制度の対象者を除く全ての労働者が対象です。管理職の分も記録できる作りにしてください。

③ 締め処理の細かいルールを後回しにする

遅刻の丸め方、休憩の自動控除、日をまたぐ勤務の扱い。この3つは必ず揉めます。作り始める前に決め、就業規則と食い違っていないか確認してください。システムの都合で運用を変えると、それ自体が問題になり得ます。

④ 作った本人しか直せない状態になる

Claude Codeは自由度が高いぶん、作ったあと直せる人が社内に要ります。指示文と項目を変えるだけで現場が直せる形がよければ、爆速AIとの違いと使い分けを先に読んでください。勤怠は毎月必ず動くシステムです。締め日に止まって直せる人が居ない、という事態だけは避けてください。Claude Codeへの指示内容と、どう作ったかの記録を必ず残してください。

09 自分で作るか、プロに依頼するか

こういう場合 おすすめ
打刻と集計だけを自動化し、給与は既製ソフトに渡したい 自作。デモを触って進め方を掴んでください
シフト表の作成・共有が一番の痛み 自作かノーコード。爆速AIでシフト・勤怠管理アプリを作る方法と見比べてください
変形労働時間制など複雑な制度を複数運用している 既製品+社労士が安全。自作は補助にとどめる
給与計算まで一体で任せたい 既製の勤怠システムのほうが早く安い
社内に作る担当を置けない 依頼。ただし「作って終わり」でなく、直せる形で受け取ること

当社に依頼いただく場合、土台の設計と初期構築までを支援し、その後の改修は御社が自分でできる状態にしてお渡しする形を基本にしています。労働時間制度そのものの適否は社会保険労務士の領域ですので、必要に応じて連携しながら進めます。まずは無料相談でご相談ください。

10 西澤の一言|勤怠は「作れるか」より「外していないか」で決まる

西澤 志門代表 西澤

💡 勤怠の相談は、他の業務システムとは進め方を変えています。作れるかどうかはほぼ問題になりません。問題は、法令が求める記録の形を外していないかです。

たとえば打刻。修正できる機能は必要ですが、元の打刻が消える作りにすると、記録としての意味が薄くなります。「いつ誰が何を直したか」まで残す。これは機能追加ではなく、最初の設計で決めることです。

もう1つよく見かけるのが、管理職を対象から外している会社です。ガイドラインの対象範囲だけを見て「管理職は不要」と判断されているのですが、労働安全衛生法にもとづく労働時間の状況の把握は、管理職も対象です。ここは条文を一度ご確認ください。

そのうえで申し上げると、勤怠の自作は「打刻と集計まで、給与は既製ソフト」に絞るのが最も現実的です。重い部分を既製品に任せ、自社の働き方に合わない部分だけを自分で作る。この分け方なら、費用も法令リスクも抑えられます。労働時間制度そのものの判断は、社労士の先生と一緒に進めてください。

この主題の他の角度

同じ勤怠管理システムについて、別の角度からもまとめています。

勤怠管理システムの開発方法 完全ガイド——AI開発・ノーコード・自作・外注の4つを比較して選ぶ
勤怠管理システムの開発費用——相場・内訳・安く抑える方法と、見積もりで確認すべき5項目

11 よくある質問(FAQ)

Claude Codeで勤怠管理システムは作れますか?

作れます。打刻・労働時間の集計・残業/深夜/休日の内訳・シフト作成・申請承認という基本機能は実装可能です。ただし勤怠は法令が記録の仕方を定めている唯一の業務システムなので、作り始める前に把握方法と保存年数の要件を確認してください(2026年8月時点)。

自作の打刻システムは法令上、認められますか?

労働安全衛生規則52条の7の3は、労働時間の状況の把握方法として「タイムカードによる記録、パーソナルコンピュータ等の電子計算機の使用時間の記録等の客観的な方法その他の適切な方法」と定めています。自作システムでの打刻記録も、客観的な記録として残る形であればこの範囲に入り得ます。ただし自社の運用が要件を満たすかの最終判断は社会保険労務士など専門家にご確認ください。本記事は法的助言ではありません。

勤怠の記録は何年保存すればよいですか?

労働安全衛生規則52条の7の3第2項は、把握した労働時間の状況の記録を3年間保存するための必要な措置を求めています。また労働基準法109条は労働関係に関する重要な書類を「五年間」保存すると定めていますが、附則143条により当分の間は三年間とされています(2026年8月時点)。

管理職の打刻も必要ですか?

労働時間の適正な把握のためのガイドライン(平成29年1月20日)は管理監督者を対象から除いていますが、労働安全衛生法66条の8の3による労働時間の状況の把握は、高度プロフェッショナル制度の対象者を除く全ての労働者が対象です。管理職の分も記録できる作りにしてください。

給与計算まで作れますか?

技術的には可能ですが、おすすめしません。給与計算は税・社会保険の改定に毎年追随する必要があり、自作すると保守が重くのしかかります。打刻と集計までを自作し、賃金台帳に必要な項目をCSVで既製の給与ソフトへ渡す形が現実的です。

賃金台帳に必要な項目は何ですか?

労働基準法108条にもとづく賃金台帳の記載事項として、労働日数・労働時間数・残業時間数・休日労働時間数・深夜労働時間数が挙げられています。自作するなら、この5項目を出力できる作りにしておいてください。

勤怠システムを自作する費用はいくらですか?

Claude Codeで自作する場合、Claudeの利用料(月約3,000円〜・1ドル150円換算)+公開時の実費です。外注開発は数百万円規模〜が一般的な相場感です。既製の勤怠システムは1人あたり月数百円〜が目安なので、人数が少ないうちは既製品、独自要件が強いなら自作、という比較になります。

どれくらいの期間でできますか?

試作は数日です。ただし就業規則との突き合わせと1か月の並行運用を含めると3〜6週間が目安になります。時間がかかるのは開発ではなく、締め処理のルールを確定させる作業です。

12 まとめ

  • 打刻・集計・シフト・申請承認の勤怠システムは、Claude Codeで自作できる
  • 費用はClaudeの利用料(月約3,000円〜・1ドル150円換算)+公開実費。外注の数百万円規模とは桁が違う
  • 勤怠だけは、作る前に法令を確認する。把握は「客観的な方法」(安衛則52条の7の3)、記録は3年保存、賃金台帳には5項目が要る
  • 打刻は上書きさせない。修正は別の記録として積み、誰がいつ何を直したかを残す
  • 管理職も労働時間の状況の把握の対象。ガイドラインの対象範囲だけを見て除外しない
  • 自作は「打刻と集計まで、給与は既製ソフト」に絞るのが最も現実的

🤝 自社の働き方に合った勤怠管理を、一緒に作ります

当社はClaude Codeでの開発を自社の主業務で日常的に行い、支援先150社以上に導入してきました。御社が自分で改修できる状態にしてお渡しするのが基本方針です。労働時間制度の判断が要る部分は専門家と連携します。

あわせて読む:爆速AIとClaude Codeの違いと使い分け/爆速AIでシフト・勤怠管理アプリを作る方法/Claude Codeでアプリ開発する方法

13 出典・参考(2026年8月時点)

📌 情報源

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