Claudeのモデル一覧と違い|Opus・Sonnet・Haikuの選び方【2026年7月】

「Claudeのモデルは何種類ある?」「OpusとSonnetとHaikuは何が違う?」「結局どれを選べばいい?」——Claudeはモデルの世代交代が速く、古いまとめ記事では現行構成と食い違いが起きがちです。この記事では、Claudeを日常業務・お客様の案件の両方で使い込んでいるAI×ノーコードの導入支援会社(支援実績150社以上)が、公式ドキュメントの最新情報でモデル一覧・料金・選び方を整理します(2026年7月時点。モデル改定があり次第、本記事を更新します)。

結論

Claudeの現行モデルは4種類——Fable 5(最上位)/Opus 4.8(旗艦)/Sonnet 5(バランス)/Haiku 4.5(最速・最安)。公式は「迷ったらOpus 4.8」と案内しており、複雑な開発・エージェント業務はOpus 4.8が基準です。

コストを抑えたいならSonnet 5が狙い目——2026年8月31日までの導入価格で通常の約3分の2(入力 約300円/100万トークン)。大量の定型処理はHaiku 4.5(入力 約150円/100万トークン)で1回1円未満に収まります。※1ドル150円換算。

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01 Claudeモデル早見表(現行4種・2026年7月)

モデル 位置づけ API料金(100万トークンあたり) 速度 向いている用途
Claude Fable 5 最上位。長時間のエージェント作業向け 入力 約1,500円/出力 約7,500円 遅め 最難関の推論・長期の自律作業
Claude Opus 4.8 旗艦。公式「迷ったらこれ」 入力 約750円/出力 約3,750円 本格的な開発・複雑な業務エージェント
Claude Sonnet 5 速度と賢さのバランス 入力 約450円/出力 約2,250円
2026/8/31まで導入価格 約300円/約1,500円
速い 日常業務・チャットボット・文書処理
Claude Haiku 4.5 最速・最安 入力 約150円/出力 約750円 最速 大量の定型処理・分類・一次応答

※1ドル150円換算・2026年7月時点の公式モデル一覧より。ドル原値は末尾の出典参照。

西澤 志門代表 西澤

💡 お客様の業務システムにClaudeを組み込んでいて、最初に驚かれるのが「思ったより安い」こと。定型処理はHaikuで1回1円未満です。「AI=高い」のイメージは、モデルの選び方で覆ります。

02 Claudeのモデル体系とは?——4つのライン

Claudeのモデルは、性能と価格の異なる複数のライン(シリーズ)で構成され、用途に応じて使い分ける設計になっています。詩の形式に由来する名前が付けられており、上から順に次の4ラインです。

  • Fable(フェーブル):最上位ライン。2026年6月9日に登場した最新シリーズで、長時間の自律的なエージェント作業を想定
  • Opus(オーパス):旗艦ライン。複雑な開発・企業業務向けで、公式が「まずこれ」と案内する基準モデル
  • Sonnet(ソネット):中位ライン。速度と賢さのバランスが良く、業務システム組み込みの主力
  • Haiku(ハイク):最速・最安ライン。「俳句」が由来。大量処理・即時応答に特化

名前の後ろの数字(4.8、5など)は世代を表します。同じ「Opus」でも世代が進むほど新しく、たとえばOpus 4.8はOpus 4.1の後継です。なお4.6世代以降のモデルIDは日付なし(例:claude-opus-4-8)ですが、これは「常に最新を指すエイリアス」ではなく特定リリースに固定されたIDです(公式の命名規則より)。

補足:Claude Mythos 5とは? Fable 5と同仕様のclaude-mythos-5というモデルが存在しますが、これは防御的サイバーセキュリティ用途の招待制プログラム「Project Glasswing」参加企業のみが使える限定提供版です。一般利用はできません(2026年7月時点)。

03 現行4モデルの詳細スペック

項目 Fable 5 Opus 4.8 Sonnet 5 Haiku 4.5
モデルID(API) claude-fable-5 claude-opus-4-8 claude-sonnet-5 claude-haiku-4-5
一度に読める量
(コンテキスト)
100万トークン 100万トークン 100万トークン 20万トークン
一度に書ける量
(最大出力)
12.8万トークン 12.8万トークン 12.8万トークン 6.4万トークン
知識の新しさ
(信頼カットオフ)
2026年1月 2026年1月 2026年1月 2025年2月
思考機能 適応思考
(常時オン)
適応思考 適応思考 拡張思考
画像入力

100万トークンは英語で約55万語——長編小説を数冊まとめて読ませられる量です。社内規程集・システムのソースコード一式・長い議事録の束を丸ごと渡して横断的に答えさせる、といった使い方が現実的になりました(Haiku 4.5のみ20万トークン=約15万語)。

04 料金比較——出力単価で見ると差は10倍

API利用時の出力単価(100万トークンあたり・1ドル150円換算)を並べると、最上位と最安で10倍の差があります。

Haiku 4.5

約750

Sonnet 5

約2,250

Opus 4.8

約3,750

Fable 5

約7,500

ただし、この単価差を「Fableは高い」と読むのは早計です。実務の1リクエストは数千〜数万トークンなので、最上位モデルでも1回あたり数円〜数十円。むしろ重要なのは「安いモデルで足りる仕事に高いモデルを使わない」設計です。なおSonnet 5は2026年8月31日まで導入価格(入力約300円/出力約1,500円)が適用されており、いま業務組み込みを検証するなら狙い目です。

「100万トークン」を体感に変える——よくある仕事1回でいくら?

トークンは「AIが読み書きする文字量の単位」で、日本語ではおおよそ1文字=1〜2トークンが目安です(内容により変動)。つまり100万トークンは日本語で約50万〜100万文字=文庫本数冊分。ここから「仕事1回ごとに使った分だけ支払う」のがAPI従量課金です。具体例で見てみましょう。

よくある仕事(1回あたり) 使うトークンの目安 費用の目安(Sonnet 5導入価格で計算)
チャットボットの1問答(質問+自社情報を渡して回答) 入力 約2,000+出力 約500 約1〜2円
1時間の会議の文字起こし(約1.5万字)を要約 入力 約2万+出力 約2,000 約10円
過去資料を読ませて提案書の下書きを作成 入力 約3万+出力 約5,000 約17円
規程集・マニュアルなど文庫本数冊分を丸ごと読ませて分析 入力 約100万 読み込みに約300円+回答の出力分

※1ドル150円換算・2026年7月時点の目安。トークン数は内容・言語で大きく変動します。同じ仕事がHaiku 4.5なら約半額、Fable 5なら約5倍——「その仕事を月に何回やるか」×「1回いくらか」で考えると、モデル選定はそのまま費用設計になります。

西澤 志門代表 西澤

💡 私たちが業務システムを設計するときは、Haiku/Sonnetを中心に置き、難所だけ上位モデルに回します。逆に「最上位モデル一択」で作ると、あとで請求に驚くことになります。モデル選定はコスト設計そのものです。

05 用途別の選び方——診断チャート

Q. 何に使いますか?

開発・複雑な業務を任せたい

Opus 4.8が基準。公式も「複雑なエージェント開発・企業業務はOpus 4.8から」と案内。さらに上の推論力・長期自律作業が必要な場合のみFable 5へ。
日常業務・大量処理に使いたい

Sonnet 5(バランス・導入価格中)かHaiku 4.5(分類・定型応答など量をこなす処理)。まずSonnetで精度を確認→足りればHaikuに落とすのが定石。

Opus 4.8を選ぶ場面

  • コードを書かせる・開発を任せる
  • 複数ステップのエージェント業務
  • 間違いのコストが高い判断・分析
  • Claude Codeでの本格運用

Sonnet 5/Haiku 4.5を選ぶ場面

  • 問い合わせ対応・文書の要約・作成
  • チャットボット・社内ヘルプデスク
  • 大量データの分類・抽出(Haiku)
  • コストを抑えた業務組み込み

VS

06 チャット・Claude Code・APIでのモデルの選び方

同じモデルでも、使う場所によって選び方の考え方が変わります。

  • チャット(claude.ai):画面上のモデル切替メニューから選択。利用できるモデルと回数はプランにより変わるため、公式サイトで最新のプラン内容を確認してください
  • Claude Code/modelコマンドでいつでも切替可能。実は当メディアの記事制作・入稿・データ管理はClaude Code(Opus系)が実務として回しています——複雑な多段作業を任せるなら旗艦モデル、が私たちの実運用の結論です(詳しくはClaude Codeの料金と使える環境
  • API(システム組み込み):モデルIDを指定して呼び出し。処理の重さに応じて1つのシステム内で複数モデルを使い分けるのが設計の定石です

07 コストを抑える実務——「1つのモデルで通さない」

実務でよくある無駄は「全部を最上位モデルでやる」こと。作業の難しさに応じてモデルを使い分けると、品質を落とさずコストを大きく下げられます。当社が使っている振り分けの目安です。

作業 使うモデルの目安 考え方
要約・分類・定型の文章化・簡単な下書き 軽量モデル(Haiku級) 速くて安い。数をこなす作業はここで十分
提案書・記事・込み入った相談・中程度の開発 標準モデル(Sonnet級) 日常業務の主力。品質とコストのバランスが良い
難しい設計・長い資料の精密な読解・重要な意思決定の壁打ち 上位モデル(Opus/最上位級) ここぞの場面に絞って使う

チャットのProプランなら基本は自動で最適なモデルが選ばれるため、個人利用で細かく気にする必要はありません。使い分けが効いてくるのはAPI利用や大量処理のとき。「安いモデルで下書き→上位モデルで仕上げ」の2段構えにするだけで、同じ品質を保ちながら費用を数分の一に抑えられます。どのモデルが今の最上位・標準・軽量にあたるかは改定で入れ替わるため、実際に組む際は公式のモデル一覧で最新の名称と単価を必ず確認してください。

08 旧モデルと廃止予定——Opus 4.1は2026年8月5日に終了

旧世代のモデルも当面は利用できますが、公式は現行モデルへの移行を推奨しています。特にClaude Opus 4.1は非推奨(deprecated)となっており、2026年8月5日に提供終了が告知済みです。APIで旧モデルIDを固定しているシステムは、早めにOpus 4.8等へ切り替えてください。

旧モデル 状態 移行先の目安
Opus 4.7/4.6/4.5 利用可(レガシー) Opus 4.8
Sonnet 4.6/4.5 利用可(レガシー) Sonnet 5
Opus 4.1 非推奨・2026/8/5終了 Opus 4.8(要移行)
この記事は「改定即日反映」で運用します。Claudeのモデルは数か月単位で世代交代します。本記事は公式ドキュメントを一次情報として、モデル追加・料金改定のたびに内容を更新します(最終確認:2026年7月)。

09 よくある質問(FAQ)

一番安いClaudeのモデルはどれですか?

Haiku 4.5です。API料金は100万トークンあたり入力約150円・出力約750円(1ドル150円換算・2026年7月時点)で、定型処理なら1回1円未満に収まるケースが多いです。

無料でClaudeのモデルは使えますか?

チャット版(claude.ai)は無料でも利用できます。ただし無料プランで使えるモデルと回数は変更されることがあるため、最新の条件は公式のプランページで確認してください。業務で安定利用するなら有料プラン(Pro 月約3,000円〜)が前提です。

OpusとSonnetはどちらを選ぶべきですか?

開発・複雑なエージェント業務・間違えられない分析はOpus 4.8、日常の文書処理・チャットボット・コスト重視の組み込みはSonnet 5が目安です。公式は「迷ったらOpus 4.8」と案内しています。

コンテキスト100万トークンとはどれくらいの量ですか?

英語で約55万語に相当し、長編小説を数冊まとめて読み込ませられる量です。ソースコード一式や規程集を丸ごと渡す使い方が可能です(Haiku 4.5のみ20万トークン)。

古いモデルはいつまで使えますか?

Opus 4.7以下・Sonnet 4.6以下はレガシーとして当面利用できますが、Opus 4.1は非推奨となり2026年8月5日に提供終了します。APIで旧モデルを固定している場合は早めの移行が必要です。

Claude Fable 5とClaude Mythos 5の違いは何ですか?

仕様・料金は同じですが、Fable 5は一般提供、Mythos 5は防御的サイバーセキュリティ用途の招待制プログラム「Project Glasswing」限定です。通常の企業利用で選ぶのはFable 5です。

Claude Codeではどのモデルが使えますか?

プランに応じたモデルを/modelコマンドで切り替えて使えます。当社はメディア運用などの多段作業をOpus系で運用しています。料金と使える環境はClaude Codeの料金で解説しています。

西澤 志門代表 西澤

モデル選びは「性能の比較表」ではなく、コスト設計と業務設計の話だと思っています。当社のメディア運用がAI 8割・人2割で回っているのは、多段の複雑な作業を旗艦モデル(Opus系)に任せる一方、お客様のシステムではHaiku/Sonnet中心に設計してコストを最適化しているから——「どこに賢さを配置するか」の設計こそが成果を分けます。あらゆるAI・ノーコードツールを案件で提供してきた立場から、その設計ごとお手伝いできます。

「どのモデルで・何を任せるか」の設計から、プロが伴走します

モデル選定・コスト設計・業務への組み込みまで。Claudeを実業務で運用するAI×ノーコードの導入支援会社が無料で相談に乗ります(支援実績150社以上)。

Claudeそのものの全体像(できること・プラン・始め方)は、Claudeとは?完全ガイドで解説しています。

10 出典・参考(公式・2026年7月時点)

📌 公式情報源

本文の記載 出典(ドル原値)
Fable 5:約1,500円/約7,500円 $10/$50 per MTok(公式Models overview)
Opus 4.8:約750円/約3,750円 $5/$25 per MTok(同上)
Sonnet 5:約450円/約2,250円(導入価格 約300円/約1,500円・2026/8/31まで) $3/$15(導入価格 $2/$10)per MTok(同上)
Haiku 4.5:約150円/約750円 $1/$5 per MTok(同上)
Opus 4.1の提供終了日 2026年8月5日(公式Models overview・deprecation告知)

円表記は1ドル150円換算の概算です。最新の正確な料金は公式ページをご確認ください。

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