kintoneが高いと感じた方へ|Larkで全部まとめて、合計の費用を抑える設計

結論:バラバラなツールをつなぐ前提から離れ、Larkのひとつの基盤に業務をまとめると、機能はそのままに運用がシンプルになり、導入から運用・保守まで含めた合計の費用を下げやすくなります。

結論:バラバラなツールをつなぐ前提から離れ、Larkのひとつの基盤に業務をまとめると、機能はそのままに運用がシンプルになり、導入から運用・保守まで含めた合計の費用を下げやすくなります。

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はじめに

kintoneは業務に合わせて柔軟にアプリを構築できる一方で、標準機能だけでは収まり切らない要件が出てくると、プラグイン外部SaaS連携個別開発への依存が高まり、結果としてコストの積み上がり運用の複雑化が起こりやすくなります。

本記事では、費用が膨らむ実態で可視化し、「Lark(Base/Chat/Docs/Drive/承認・自動化)」へ集約することで運用をシンプルに保ちつつ、総額を抑える考え方をご紹介します。

結論の先出し

  • 月額ライセンスだけではなく、プラグイン費用・外部連携費・開発保守・教育工数まで含めた総費用で比較することが重要です。
  • Larkはコミュニケーション・ドキュメント・データベース・承認が同一基盤で連携するため、プラグイン依存ツール分散を抑制しやすい特徴があります。
  • 段階導入とテンプレート活用、適用可能な補助制度の併用により、初期負担と移行リスクを下げながら切り替えやすくなります。

いま感じているモヤモヤの正体

  • 見積はライセンス料だけでなく、プラグイン費用が積み上がっている
  • チャット・ドキュメント・保存先・承認が別サービスで、都度つなぐ必要がある
  • 改修やアップデートのたびに外注費社内工数がかかる
  • ツールが分散して教育と定着に時間がかかる

この「分散」が、毎月の支払いだけでなく、日々の手間賃まで増やしています。

また、kintoneの特徴として、基本機能はライセンス料金で使用できますが、
拡張しようとするとプラグイン費用が都度かかってきてしまうといったことが多くあります。

Larkで全部がひとつにまとまる理由

LarkはBase(データベース)=業務アプリ/Chat(コミュニケーション)/Docs・表計算/Drive(ファイル)/承認と自動化が最初からつながっています。

  • 業務の会話とデータが同じ場所(Larkアプリ内)にあるので、やり取りからそのままレコードを更新できます
  • ファイルや議事録、申請の置き場所がひとつにまとまり、さがす時間が減ります
  • 権限・通知・検索の仕組みが共通なので、覚えることが最小限です

Larkについてより詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください⇩

バラバラな情報とツールを、Larkで一つに

まずは小さく早く始めて、効果を実感。 ソウゾウのLark導入支援なら、短期間での立ち上げと段階拡張が可能です。

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【比較表】kintoneでよくある費用のふくらみを、Larkで抑える考え方

よくある現象よくある負担Larkでの設計期待できる変化
プラグイン前提の拡張月額の積み上がり、相性問題の検証Base機能と承認・自動化の組み合わせで標準機能中心に追加費用の削減、
保守がシンプルに
別チャット・別ドキュメントChatは別ツール、
見落とし、教育負担
ChatとDocs・Driveが同じ基盤
詳しくはこちら
転記の削減
通知と履歴が一本化
改修のたびの外注見積と調整の時間、費用の変動標準機能を軸に内製しやすい設計内製比率の向上
スピードアップ
月額費用月額1,800円〜3,000円/1ユーザー月額1,420円/1ユーザー1,420円のみで
拡張性無限大

ポイントは「機能が足りないから足す」のではなく、最初からつながっている場所に寄せることです。

また、どちらが“優れている”ではなく、要件に対して総額と運用負荷をどう最適化するかという観点で見極めることが大切です。

Larkについてより詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください⇩

Larkでできることの具体像

引用:Lark公式サイト

営業とカスタマー対応
問い合わせ→商談→見積→承認→納品→請求を、Baseと承認でつなぎます。会話は案件スレッドで進み、Docsの見積テンプレートやDriveのフォルダと自動で紐づきます。

バックオフィスの申請・稟議
経費、勤怠、各種申請をBaseで統合。承認はモバイルでもワンタップ。月次集計は表計算で自動化し、レポートはDocsに出力されます。

現場オペレーション
点検記録やチェックリストをモバイル入力。写真・動画はDriveに格納し、逸脱時はChatへ自動通知。現場の反応がそのままデータになります。

用途別の具体的な活用シーンはこちらをご覧ください。>>>Lark具体的な活用シーン

合計の費用を下げるためのチェックリスト

  • ユーザー数と月額の基本費用
  • プラグインや外部ツールの追加費用
  • 改修・保守にかかる外注費社内工数
  • 教育・マニュアル・定着に必要な時間と手間
  • 監査や権限管理など運用の手間賃
  • この合計を、Larkに寄せた場合の見込みと横並びで比較すると、判断が迷いません。

この合計を、Larkに寄せた場合の見込みと横並びで比較すると、判断が迷いません。

kintoneとLarkの比較やどちらが最適なのか、相談したい方はこちらからお気軽にご相談ください。
>>>無料相談はこちら

置き換えの不安を減らす進め方

  • 小さく試す:優先度の高い業務だけを選び、モデル画面とサンプルデータで体験します
  • そのまま移すより、賢く寄せる:既存の形を完全再現するより、標準機能に気持ちよくはまる形に少し整えます
  • 現場と一緒に磨く:使う人の声を聞き、フォームや通知をすぐ直せる作りにします

「いきなり全てを変える」ことはやめましょう。まずは「小さく試し、段階的に拡張していく」ことが重要です。

よくあるご質問

Larkで本当に全部できますか?

非常に多くの業務はLarkの標準機能でカバーできます。帳票の細かいレイアウトや特殊な計算など、専門的な要件はDocs・表計算・連携で補うことができます。

データ移行は大変ではないですか?

項目の対応関係を決め、しっかりと設計を行い実施いたします。履歴の扱いは要件に応じて設計します。

セキュリティ面は大丈夫ですか?

権限の最小化、チーム単位のアクセス設計、外部共有のルール化で運用します。ログと履歴を前提に設計します。

外部システムとの連携は可能ですか?

WebhookやAPI、ファイル連携により、マスタやトランザクションの同期が可能です。双方向・片方向の切り分けがコツです。

いますぐできる小さな一歩

おすすめの使い方

STEP
まずは「無料プラン」から始めてみる

無料でアカウント登録してみよう

  • こちらからアカウントを作成してみましょう。
  • クレジットカードを登録しない限り、費用は発生しないのでご安心ください。
  • Larkは無料プランでほぼ全ての機能を使用できる点も大きな特徴です。
STEP
「一部機能から」使ってみる
  • 全機能を一度に試そうとはせず、まずは少人数で一部機能を使用してみましょう。中でもおすすめの機能は下記の3つです。
    • チャット機能
      • 社内コミュニケーションをLarkチャットで行ってみる
    • Docsでの議事録作成、ドキュメント作成
      • テンプレートが豊富なため、まずはテンプレートを使用してみる
    • カレンダーで会議の調整
      • カレンダーを使用して、ビデオ会議を実施してみる
      • ※ビデオ会議には制限があるため注意(上記の比較表を参照)
STEP
⭐️Baseのテンプレートを使ってみる
  • Baseとは、ノーコードで自社独自のSaaSを構築できる機能のことです。
    • まずはBaseのテンプレートを使用し、自社の課題にあった項目の調整や自動化の実装を進めていきましょう。

実際にBaseで構築した問い合わせ管理・顧客管理システムを触ってみたい方はこちら>>>

無料相談も実施しておりますので、
「最適なLarkの始め方を知りたい」「もう少しLarkについて詳しく知りたい」といったご要望の方はお気軽にご相談ください。>>>無料相談はこちら

まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

DXを推進する上で、kintoneやLarkはあくまで手段でしかないですが、
自社に合ったツールを上手く導入することで、より効果的に、効率的にDXを推進することができます。

また、Larkは無料プランからほぼ全ての機能を使用できるため、まずは無料プランから始めてみることをお勧めします!

Lark導入支援に関する無料相談・お役立ち資料に関して

弊社は、Lark公式パートナー認定店として、Lark導入のご支援を多数実施させていただいております。

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「Larkについてもう少し詳しく知りたい」「Larkでできる機能をもっと知りたい」といった方はお気軽にダウンロードください。

  • 資料内容
    • Larkとは
    • 導入事例
    • 主要機能と特徴
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  • Lark導入に関してまずは相談したい
  • Larkを導入したいがどのように進めてよいかわからない
  • Larkの初期構築をお願いしたい など

Lark導入に関してお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

お客様ごとに最適なLark導入プランをご提示させていただきます。

この記事を書いた人

ソウゾウ合同会社代表/一般社団法人Nocoders Japan 理事/ノーコードClick公式パートナー企業/Lark公式パートナー認定店/サスケWorks公式パートナー企業
ノーコードを活用して、毎年50以上の新規事業開発支援やDX支援を行っている。

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