【2025最新】Larkの使い方完全ガイド|開発の流れ・機能解説・比較まで徹底解説

ソウゾウでは、Lark公式パートナー認定店として、Lark導入支援を行っています。
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0. 本記事はこんな方におすすめ

  • Larkを「まず何から使えばいいか」が分からず、用途ベースで導入のヒントが欲しい
  • チャット・会議・ドキュメント・承認・台帳(Base)などの業務ツールを一元化したい
  • Googleカレンダーなどの既存ツールも併用しつつ、情報の分断を減らしたい

1. はじめに|Larkの概要とインストールの方法

Larkとは何か?

Lark(ラーク)は、チャット・ビデオ会議・カレンダー・Docs(文書)・承認・Base(台帳管理)・自動化(Automation)など、多彩な業務ツールを1つに統合した“オールインワン型プロダクティビティアプリ”です。

Slack、Google Workspace、Notionの機能を横断的にカバーしつつ、シームレスな連携と操作性を提供することが最大の特長です。ユーザーはツールを切り替えることなく、情報の「分断」や「転記」「再共有」といった無駄を最小化できます。

本ガイドでは、Larkの機能そのものを列挙するのではなく、「どこで・どんな使い方をすると効果が出やすいか」という“業務導線ベース”の視点で整理していきます。

まずは以下の3機能からスタートするのがおすすめです:

  • チャット:あらゆる業務の起点
  • カレンダー:会議・予定・タスクの可視化と連動
  • Docs & Wiki:情報をドキュメントとして残し、ナレッジとして再利用

Larkアプリのダウンロードとインストール方法(所要時間:約7分)

パソコンでもスマホでも、Larkのすべての機能をフルに活用するなら、公式アプリのインストールがベストです。以下の手順に従い、各プラットフォームに対応したLarkアプリを導入しましょう。

Lark | 今すぐダウンロード
↑インストールはこちらから

具体的な方法に関しては、以下の公式Youtubeをご覧ください。


Windows版

LarkダウンロードOS選択画面
  • 対応OS:Windows 7以降(32bit/64bit両対応)
  • 手順
    1. 公式サイトにアクセス(画像上のWindows をクリックします)
    2. 32bitまたは64bit版のインストーラーを選びダウンロード
    3. ダウンロード後、実行ファイル(Lark‑X‑X‑X.exe)をダブルクリック
    4. インストールウィザードに従って完了
    5. デスクトップアイコンまたはスタートメニューから起動
    6. アカウント作成またはログインして利用開始

macOS版

  • 対応OS:macOS 10.13以降(Appleチップ対応は11.0以降必須)
  • 手順
    1. 公式サイトでダウンロード (上記の画像のApp storeをクリックします)
    2. Apple(M1/M2)またはIntelプロセッサ向けを選択
    3. ダウンロード完了後、Lark_X.X.X.dmg を開く
    4. Larkアイコンを Applications フォルダにドラッグ
    5. アプリランチャー/フォルダから起動し、ログイン

iOS版(iPhone / iPad)

  • 対応OS:iOS 13.0以降
  • 手順
    1. 公式サイトを開く(上記の画像のApp storeをクリックします)
    2. 「Lark」で検索し「入手」をタップ
    3. インストール後、ホーム画面から起動しログイン

Android版

  • 対応OS:Android 5.1以降
  • 手順
    1. 公式サイトにアクセス(上記の画像のGoogle Playをクリックします)
    2. Larkアプリをインストール
    3. アプリ一覧から起動しログイン

Linux版(β版)

  • 対応状況:CPUアーキテクチャに応じたβ版提供
  • 手順
    1. 公式サイトからLinux用パッケージを入手(上記の画像のLinuxをクリックします)
    2. 案内に従ってインストール
    3. アプリを起動し、ログインして利用開始

2. Larkの主要機能まとめ|“メイン”の3機能を押さえる

2-1. チャット|すべての業務の起点

※以下、画像引用元:Lark公式サイト

Larkのチャット機能はSlackに似たUIを持ちつつ、Larkならではの「他機能との直結」が最大の特徴です。スレッド形式・@メンション・ピン留め・スタンプといった基本機能に加え、以下のような導線が標準で用意されています。

  • チャット中の話題をそのままDocsで文書化し、共有
  • 会議が必要になったら、その場でスケジュール化
  • 決定した資料やリンクは、ピン留めしていつでもアクセス可能

さらに、メッセージの「予約送信」機能や既読/未読確認機能も搭載。海外メンバーや時差のあるチームに対しても、相手の勤務時間を考慮した通知設計ができます。

効果的に使う3つのコツ

  1. 決定事項はDocsにまとめ、チャットからリンク
  2. 通知ルールをチームで明文化(例:要確認→@メンション、告知→ピン固定)
  3. スレッド化を徹底して、議論の流れを可視化

これらを徹底することで、「どこで何が決まったか分からない」「過去ログが探せない」といった問題が激減します。


2-2. カレンダー|予定調整と情報共有のハブ

※以下、画像引用元:Lark公式サイト

Larkのカレンダー機能は、単なるスケジューラーにとどまりません。
チャットやDocsとスムーズに連携し、「日程調整→会議招集→資料共有→議事録作成」の一連の流れをLark内だけで完結できます。

Googleカレンダーとの同期にも対応しており、片方向(読み取り専用)と双方向(編集も反映)の両方に対応。これにより、既存カレンダーの資産を無駄にせず、段階的な移行が可能です(※双方向同期にはLark管理者による設定が必要です)。

カレンダー活用のポイント

  • 会議招待にDocsのリンクを添付 → 資料に即アクセス可能
  • チームの空き時間を自動で表示 → 調整の手間を最小限に
  • 繰り返し会議はテンプレート化 → 抜け漏れ防止

2-3. Docs & Wiki|情報を“資産”にするドキュメント管理

※以下、画像引用元:Lark公式サイト

Lark Docsは、Google Docsのような共同編集型の文書ツールです。
リアルタイムの共同編集・自動保存・コメント・権限設定といった基本機能を備えつつ、チャットや会議中から直接作成・共有できる“導線の良さ”が際立ちます。

一方、Wiki機能はDocsから昇格した情報をまとめるための「ナレッジベース」です。確定情報・共通ルール・マニュアルなどを構造的に管理でき、スペースごとの公開設定も可能です。

DocsとWikiの使い分け

種別用途特徴
Docs議事録・提案書・ToDo編集・議論の途中段階で使用
Wikiマニュアル・FAQ・ルール集閲覧中心の確定情報向け

ポイントは、「まずDocsで書き出し、合意されたらWikiへ昇格」という流れをチームでルール化すること。これにより、「どこが最新情報なのか分からない」といった問題が減り、ドキュメントの信頼性が高まります。


まとめ|「Larkで仕事が回る」状態へ、最短でたどり着くために

本記事では、Larkの主要機能を「何ができるか」ではなく、「どこでどう使うと業務がスムーズになるか」の視点で紹介してきました。

特に押さえるべきは次の5点です。

  • チャットを情報の起点に据え、Docs・会議・カレンダーへ自然に接続
  • カレンダーで予定と資料を一体管理し、情報の分断を解消
  • Docs & Wikiを使い分け、流動情報と確定情報を整理
  • Baseで台帳を“動くデータベース”化し、Excel業務を効率化
  • 承認 & 自動化で手続きと記録を連携させ、業務を“止まらなく”する

導入時は、小さく始めてルールを整え、習慣にすることが成功の鍵です。
Larkはツールの集合体ではなく、チームの“働き方の設計図”になりうるサービスです。

あなたの業務フローに「もう迷わない」「探さなくていい」感覚をもたらす第一歩として、Larkを活用してみてください。


参考サイト(公式ドキュメント・日本語)

チャット

カレンダー

Docs & Wiki

すべてLark公式の日本語ページです。UIは更新される場合があるため、掲載前にページ先頭の更新日をご確認ください。

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この記事を書いた人

ソウゾウ合同会社代表/一般社団法人Nocoders Japan 理事/ノーコードClick公式パートナー企業/Lark公式パートナー認定店/サスケWorks公式パートナー企業
ノーコードを活用して、毎年50以上の新規事業開発支援やDX支援を行っている。

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