バラバラな情報とツールを、Larkで一つに
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1. Lark Baseの概要と特長
Lark Baseは、Larkに標準搭載されているデータベース機能です。
表計算アプリのように直感的に操作できる一方で、データを「ビュー」で切り替えたり、「フィルター」「グループ化」で自在に整理できる柔軟性が特長です。
たとえば、
- Excel/スプレッドシートなら:売上データを表形式で管理し、関数で集計やグラフ化ができる
- Notionなら:タスク管理データベースを作り、カンバン/カレンダーに切り替えて表示できる
といった「データベース的な使い方」は、当然Baseでも実現可能です。
さらにBaseでは、これらの機能をLarkの中で完結して扱えるのが大きな違いです。
- チャットで受けた依頼をワンクリックでレコード化
- Docsの議事録にBaseを埋め込み、会議中に追加したタスクをそのまま共有
- カレンダー上にタスクや予定を表示して、スケジュール管理と連動
- 条件に応じた通知やステータス変更をオートメーションで自動化
まとめると、Lark Baseは
1.表計算(Excel/スプシの強み)
2.DBビュー(Notionの強み)
3.自動化通知(Zapierなどの外部ツール)
4.チャット・Docs・カレンダーと容易につながる
このように、従来は「Excelでデータ管理 → Notionでタスク管理 → Slackやメールで通知」と分散しがちだった業務を、Baseならひとつの環境(Lark)に集約できます。
👉Lark全体の機能や特徴をまとめた記事はこちらからご覧いただけます ↓

参考リンク:
2. 導入直後に覚える基本操作
Baseをスムーズに使い始めるためには、まず以下の3つを押さえておくのがおすすめです。
2-1. 新規Base作成とテンプレート活用

新しいBaseはゼロから作ることもできますが、最初はテンプレートを活用するのが効率的です。Larkの「テンプレートセンター」には、プロジェクト管理・CRM・タスク管理など多様な用途に合わせたサンプルが揃っており、必要に応じてカスタマイズ可能です。
参考リンク:
2-2. CSV/Excelからのインポート・レコード追加/編集

既存のデータを活かしたい場合は、CSV/Excelファイルからのインポートが便利です。顧客リストや案件管理表などをそのまま取り込み、Lark Base上で整理・共有できます。また、レコードの追加・編集はExcelと同じ感覚で行えるため、習得も容易です。
参考リンク:
2-3. 基本的な権限設定と共有方法

Baseはチームで使うことが前提のため、権限設定が重要です。メンバーごとに「閲覧のみ/編集可能」などを細かく制御でき、情報を安全に共有できます。高度な権限機能では、特定のフィールドだけ閲覧制限をかけることも可能です。
参考リンク:
3. 情報整理と可視化
Lark Baseの大きな強みは、同じデータをさまざまな「ビュー」で見られる点です。
用途に合わせて切り替えることで、プロジェクトの進行状況やデータの全体像を一目で把握できます。
3-1. Baseのビューの種類
グリッドビュー

表計算のように縦横にデータを並べて表示する最も基本的な形式。Excelやスプレッドシートに慣れている人に直感的で、大量データを一覧管理するのに最適。
カンバンビュー

ステータス別にカードを並べ、進捗を直感的に管理できる形式。タスクを「未着手→進行中→完了」といった段階に分け、ドラッグ&ドロップで移動可能。
👉Larkのタスク機能や特徴をまとめた記事はこちらからご覧いただけます ↓

カレンダービュー

日付フィールドを基準に、レコードをカレンダー上に表示。締切やイベント予定を一目で把握でき、スケジュール管理に便利。
ガントビュー

プロジェクトの期間を横軸に並べて可視化し、全体の進行状況を俯瞰。長期プロジェクトや複数メンバーが関わる案件で、スケジュール全体の見通しを得やすい。
ギャラリービュー

レコードをカード型で並べ、画像や主要フィールドをビジュアルで確認できる形式。商品カタログや社員名簿、デザイン素材の管理などに適している。
3-2. フィルター・ソート・グループ化
大量のレコードを管理するときには、条件で絞り込み(フィルター)、優先度順や期日順に並べ替え(ソート)、担当者やステータスごとにまとめる(グループ化)といった整理が役立ちます。これにより、必要な情報だけを抽出して効率的に作業できます。
3-3. カスタムフィールドの活用

Baseでは、テキストや数値、日付、チェックボックス、リレーション(他テーブルとの関連づけ)など、豊富なフィールドタイプを用意。業務内容に合わせてカスタマイズできるので、「自分たち専用の管理表」を構築することができます。
参考リンク:
4. 他機能との連携
Lark Baseは単体で完結するだけでなく、Lark内の他機能と自然に結びつきます。特にDocsやカレンダー、チャットとの組み合わせは実務で威力を発揮します。
4-1. Docsへの埋め込み・リンク

会議の議事録や仕様書などのDocsにBaseを埋め込むことで、「文書+データ」をひとつの画面で確認できます。Docs上の埋め込みビューを編集すると、Base側も即時更新されるため、二重管理の手間がありません。
参考リンク:
4-2. チャットやフォーム経由でのレコード追加

チャット上で共有されたタスクやアイデアをBaseにまとめたいときは、カード形式でレコードを共有・編集できます。また、Larkフォームを使えば、メンバーが入力した情報を自動的にBaseに追加できるため、データ収集の効率が格段に上がります。
👉Larkチャットの機能や特徴をまとめた記事はこちらからご覧いただけます ↓

参考リンク:
4-3. 自動化と通知
Baseには「オートメーション」という仕組みがあり、条件に応じて通知やステータス変更を自動で実行できます。

たとえば、
- レコードの期限が近づいたら担当者に通知
- ステータスが「完了」になったら別フィールドを自動更新
といった運用が可能です。
こうした仕組みを設定しておくことで、「気づかない遅延」や「手動での更新漏れ」を防ぎ、チーム全体の作業精度を高められます。
参考リンク:
6. テンプレート事例(代表的な3つ)
6-1. 顧客管理(CRM)
顧客の基本情報や商談状況、契約ステータスを一元管理できるテンプレートです。

- 担当者ごとの顧客リストを整理
- 商談の進捗をカンバンで管理
- 契約更新日や対応履歴を日付フィールドで把握
営業チーム全体で「今どの案件がどの段階にあるか」を共有でき、対応漏れを防ぎます。
6-2. 売上管理
売上データを入力すると、すぐに集計・グラフ化されるテンプレートです。

- 月次・四半期ごとの売上を自動集計
- グリッドビューで取引一覧を確認
- グラフやガントビューで推移を可視化
Excelでの手集計をなくし、リアルタイムで経営判断に必要な数字を確認できます。
6-3. プロジェクト管理
タスクを多角的に管理できる、最も汎用的なテンプレートです。

- カンバンで「未着手→進行中→完了」を直感的に管理
- ガントビューで期間と進捗を俯瞰
- 担当者別・優先度別にフィルターをかけて整理
複数メンバーでの長期プロジェクトも、全体像を見ながら効率よく進められます。
その他にも、日報管理や承認フロー自動化など多彩なテンプレートが揃っています。
詳しくは、このリンクからご覧ください。
参考リンク:
7. 導入事例:評価フォームとデータ可視化の効率化
ある地域プロジェクトでは、「にぎわい度」を測定するための評価フォームを独自に作成し、その結果をグラフで分析したいというニーズがありました。
従来の方法では外部ツールへの依存が大きく、仕様変更や運用コストが課題となっていました。
そこで Lark Base を採用。
- フォームで住民や利用者からデータを収集
- レーダーチャートで可視化し、直感的に分析
- フォーム項目の変更も社内で柔軟に対応可能
短期間で仕組みを構築でき、運用負担の軽減とデータ活用のスピードアップが実現しました。
8. チーム運用を加速する活用術
8-1. 定例ミーティングと連動させる
- 準備:会議アジェンダをDocsに用意し、想定タスクをBaseに仮入力
- 会議中:議事録をDocsに記録しながら、その場で出たタスクをBaseに即追加
- 会議後:登録済みタスクに担当者・期限を設定し、すぐ実行フェーズへ移行
→ 議事録とタスクが一元化され、会議直後にアクションへつなげられる
8-2. ガントビューでプロジェクト全体を俯瞰する
- 設定:「開始日」「終了日」フィールドを指定してガントビューを作成
- 可視化:全タスクの期間を横軸に並べ、進捗を時系列で確認
- 分析:遅延や集中しているタスクを早期発見し、リソース配分を最適化
→ プロジェクト全体像を俯瞰でき、リスクを先回りして対応可能
この2つを押さえるだけでも、Baseは単なる「表」からチームの実行力を高める業務基盤へと進化します。
9. まとめ
Lark Baseは、表計算の使いやすさとデータベースの柔軟性を兼ね備えた、チーム情報管理の中心ツールです。
- ビュー切替で、同じデータを表・カンバン・カレンダー・ガントなど多角的に可視化
- カスタムフィールドで、自分たちの業務に合った管理表を構築
- オートメーションで通知や更新を自動化し、手作業の漏れを防止
- Docsやフォームとの連携で、日常業務をシームレスにつなげる
さらに、テンプレートや実際の導入事例を活用すれば、導入初期からすぐに実務に組み込むことが可能です。
結果として、「情報が散らからず、誰でもすぐ使える業務ハブ」が整い、チーム全体の生産性を着実に高めることができます。
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