診断コンテンツの作り方|AIで無料で作る手順と、リード獲得につなげる設計【2026年】

「診断コンテンツを作りたいが、開発費が高そう」「無料で作れる方法はある?」「作ったけど問い合わせにつながらない」——この記事では、実際に無料AI診断ツールを自社サイトで公開・運用しているAI×ノーコードの導入支援会社(支援実績150社以上)が、AIを使った作り方の全工程と、リード獲得につなげる設計を公開します(2026年7月時点)。

結論

診断コンテンツは、AIを使えば数分で試作でき、開発費ゼロから始められます。ClaudeのArtifactsに「こういう診断を作って」と日本語で頼むだけで、動くものがその場で出てきます(無料プランでも可・公式)。

ただし——成果を分けるのは「作り方」ではなく「設計」です。設問が多すぎる、結果が当たり障りない、次の一手がない。この3つで大半の診断コンテンツは死にます。この記事では、当社が実際に作って運用している診断をもとに、リードにつながる設計まで踏み込みます。

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01 早見表——診断コンテンツの作り方3ルート

作り方 費用の目安 期間 向いている場合
①AIで自作(Artifacts等) 0円〜(無料プランでも可) 数分〜数時間 まず試したい・社内で使う・本番前の試作。最初の一歩に最適
②診断作成SaaS 月数千〜数万円 数日 デザインテンプレを使いたい・分析機能が欲しい
③開発を外注 数十万〜 1〜3か月 自社サイトに完全統合・独自のロジック・CRM連携まで

実務でお勧めしている順番は明確で、「①で試作して、社内で触って、当たりが見えてから②か③へ」です。いきなり③から入ると、設問設計が固まらないまま作り込んで作り直しになります。当社の診断も、実際にこの順番で作りました(第3章で全工程を公開します)。

02 なぜ診断コンテンツは効くのか——3つの理由

  • ①答えたくなる:人は「自分のこと」を知りたい生き物です。「読んでください」より「あなたはどのタイプ?」のほうが、圧倒的に手が動きます。記事を読ませるより参加のハードルが低い
  • ②結果がパーソナライズされる:一般的な資料と違い、「あなたの会社はレベル3です」という自分専用の答えが返る。だから納得感があり、次の行動につながります
  • ③リード獲得と構造的に相性がいい:回答した時点で相手の状況が分かっています。「誰が」「どんな課題を持って」来たかが分かった状態で商談に入れる——これは営業側から見ると相当に大きい

つまり診断コンテンツは、「集客」と「ヒアリング」を同時にやる仕掛けです。ここを理解しているかどうかで、設計の質が変わります。

西澤 志門代表 西澤

💡 診断コンテンツの相談でよくあるのが「面白い診断を作りたい」というご要望。ただ、BtoBで効くのは面白さではなく「自分の現在地が分かること」です。読者が本当に欲しいのは、診断結果そのものではなく”次に何をすべきか”。ここを外すと、楽しく答えて終わり——という診断になります。

03 実例公開——当社のAI診断を作った全工程

ここが本記事の核です。当社がサービスサイトで公開している無料のAI組織診断を、どう作ったか全部お見せします。

  1. ①Artifactsで試作(所要:数分)

    まずClaudeのArtifactsに「AI活用レベルを診断するツールを作って」と日本語で頼むだけ。数分で動く診断が出てきました。この時点で開発費は0円です。

  2. ②社内で実際に触る(所要:その日のうち)

    動くものがあるので、議論ではなく体験で改善点が出ます。「設問が多い」「この結果だと次に何をすればいいか分からない」——仕様書を書いて会議するより、はるかに速く本質的な指摘が集まりました。

  3. ③会話で直す(所要:数十分)

    「設問を6問に減らして」「進捗バーを付けて」「結果にレベル別の次の一手を追加して」と会話で修正。ここでも技術者の工数はゼロです。

  4. ④固まってから本番実装

    試作で設計が固まったので、本番のサービスサイトに実装。フォームからのリード獲得・レポート送付まで含めて運用しています。試作で設計が確定していたので、作り直しがほぼ発生しませんでした

この工程で得た最大の学びは、「仕様書を書く工程が丸ごと消えた」ことです。従来なら「どんな設問にするか」を会議で決めて仕様書に落として開発——という流れでした。いまは先に動くものを出して、触って決める。診断コンテンツのように「体験してみないと良し悪しが分からない」ものほど、この順番が効きます。

04 診断コンテンツの作り方5ステップ

  1. Step1:目的とゴールを決める(ここが9割)

    「何のための診断か」「診断した人にどうなってほしいか」を先に決めます。リード獲得が目的なら、結果の直後に自然な次の一手が置ける設計が必要。ここが曖昧なまま作ると、必ず「楽しいだけの診断」になります。

  2. Step2:設問を設計する(5〜7問が上限)

    最重要の制約は「設問は多くて7問」。それ以上は離脱します。各設問は「考えなくても答えられる」レベルに。迷う設問が1つあるだけで完了率が落ちます。

  3. Step3:判定ロジックを決める

    シンプルな加点式で十分です。レベル3〜5段階が扱いやすく、結果が細かすぎると書き分けが破綻します。当社の診断もレベル1〜5の5段階です。

  4. Step4:結果と「次の一手」を書く

    ここで差がつきます。結果は「現在地の説明」+「次にやるべきこと」がセット。「あなたはレベル2です」で終わる診断に価値はありません。レベルごとに違う打ち手を書き分けてください。

  5. Step5:フォームにつなぐ(最小限で)

    結果に価値を感じた直後が、最も情報を出してもらえる瞬間です。ただし項目は最小限に。会社名・氏名・メールで十分で、電話番号を必須にした瞬間に離脱が増えます。

05 コピペで使えるプロンプト——AIに診断を作らせる指示文

実際にClaudeのArtifactsで使える指示文です。角括弧を書き換えるだけで、あなたの業界の診断が数分で作れます。

[社内のAI活用レベル]を診断するツールを作ってください。
・設問は6問、各問4択
・回答に応じてレベル1〜5を判定
・1問ずつ表示して進む形式にし、進捗バーを付ける
・結果画面には「現在地の説明」と「次にやるべきこと3つ」を表示
・レベルごとに次にやるべきことは書き分ける
・読み手は[中小企業の経営者・情報システム担当]なので、専門用語は避ける

結果を作り込むための追加プロンプト:

結果画面を改善してください。各レベルの説明に「同じレベルの会社によくある悩み」を1行加え、次にやるべきことは「今日できること」「1か月で取り組むこと」「3か月の目標」の3段階に整理してください。

設問を磨くための追加プロンプト:

設問を見直してください。「考え込まないと答えられない設問」があれば指摘し、直感で答えられる表現に書き換えてください。また、どの設問がレベル判定に効いているかも教えてください。

実際に動いている診断を見てみませんか

この記事で紹介した「無料AI診断」は、実際に当社のサービスサイトで公開・運用中です。数分で自社の現在地が分かります。作り方の相談もあわせてどうぞ(支援実績150社以上)。

06 リードにつなげる設計——「作って終わり」にしないために

設計ポイント 具体的にどうするか
①先に価値を渡す フォームの前に診断結果を見せる。「入力しないと結果が見られない」は離脱の最大要因。結果を見せた上で「詳細レポートはメールで」が自然
②フォームは最小限 会社名・氏名・メールの3つ。電話番号必須は離脱を生む。項目を1つ増やすたびに完了率は下がる
③結果に「次の一手」を必ず置く レベル別に違う打ち手を提示。ここが自然な相談導線になる。売り込みではなく、次にやることの提案として書く
④結果の直後にCTAを置く 納得感が最高潮の瞬間に、無理のない次の選択肢(資料・相談)を。診断結果から離れたページに置くと効果が激減
⑤診断データを営業に渡す 「どのレベルの人が来たか」が分かる状態で商談へ。ヒアリング済みの状態から始められる

07 よくある失敗3つ

  • ①設問が多すぎる:15問の診断は誰も最後まで答えません。7問が上限、5〜6問が理想。「これも聞きたい」を我慢するのが設計の腕の見せどころです
  • ②結果が当たり障りない:「あなたはバランス型です」——誰にでも当てはまる結果には価値がありません。言い切る勇気が要ります。「レベル2の会社は、たいてい〇〇で止まっています」と具体的に
  • ③次の一手がない:最も多い失敗です。結果を見せて終わり=そこで関係が切れます。「で、私は何をすればいいの?」に答えて初めて診断は完成します

この3つを避けるだけで、診断コンテンツの成果は大きく変わります。逆に言えば、デザインの美しさや設問の面白さは、この3つに比べれば些細な話です。

08 よくある質問(FAQ)

診断コンテンツは無料で作れますか?

作れます。ClaudeのArtifactsは無料プランを含む全プランで利用可能で(公式)、「こういう診断を作って」と日本語で頼むだけで動くものが数分で出てきます。当社の診断もこの方法で試作しました。ただし自社サイトへの本格的な組み込みやCRM連携までとなると、実装が必要になります。

診断コンテンツの設問数は何問が適切ですか?

5〜7問が目安で、7問が上限です。それ以上は離脱が増えます。また各設問は「考え込まずに直感で答えられる」レベルにしてください。迷う設問が1つあるだけで完了率が落ちます。「これも聞きたい」を我慢することが、設計で最も重要です。

診断結果は何段階に分けるべきですか?

3〜5段階が扱いやすく、当社の診断もレベル1〜5の5段階です。段階を細かくしすぎると、レベルごとの説明を書き分けられなくなって結果が曖昧になります。大事なのは段階数ではなく、各レベルで「次にやるべきこと」を明確に書き分けられるかです。

診断コンテンツでリードは獲得できますか?

できます。ただし設計次第です。効くのは、①フォームの前に結果を見せて先に価値を渡す ②フォーム項目は会社名・氏名・メールの3つに絞る ③結果の直後に次の一手とCTAを置く——の3点です。「入力しないと結果が見られない」設計は離脱の最大要因になります。

診断コンテンツを作ったのに成果が出ません。なぜ?

典型的な原因は3つです。設問が多すぎる(15問など)/結果が当たり障りない(誰にでも当てはまる)/次の一手がない(結果を見せて終わり)。特に3つ目が最多で、「で、私は何をすればいいの?」に答えていない診断は、楽しく答えて終わりになります。

AIで作った診断と、外注して作った診断はどう違いますか?

AIでの自作は数分・0円で試作でき、社内で触って設計を固められるのが強みです。一方、自社サイトへの完全な統合・独自ロジック・CRM連携・デザインの作り込みは外注や実装の領域になります。当社がお勧めしている順番は「AIで試作して設計を固めてから本番実装」で、これにより作り直しがほぼ発生しません。

BtoBでも診断コンテンツは効きますか?

効きます。ただしBtoBで効くのは「面白さ」ではなく「自分の現在地が分かること」です。「うちの会社は他社と比べてどうなのか」を知りたいというニーズは強く、しかも回答内容から相手の課題が分かるため、ヒアリング済みの状態で商談に入れるという営業上の利点もあります。

診断コンテンツの制作を相談できますか?

できます。当社は自社で診断ツールを企画・試作・本番運用まで行っており、その経験をもとにご支援しています。設問設計から本番のシステム化・フォーム連携まで一気通貫で対応可能です。まずは無料相談で、目的に合う作り方(自作/SaaS/実装)からフラットにご提案します。

09 まとめ

  • 診断コンテンツはAIで数分・0円から試作できる(ClaudeのArtifactsは無料プランでも利用可)
  • お勧めの順番は「AIで試作 → 社内で触る → 固まってから本番実装」。仕様書を書く工程が丸ごと消える
  • 設問は5〜7問、結果は3〜5段階、そしてレベル別の「次の一手」が必須
  • リード獲得の鍵は①先に結果を見せる ②フォームは3項目 ③結果の直後にCTA
  • 失敗の3大要因は設問が多い・結果が当たり障りない・次の一手がない

診断コンテンツの企画から本番運用まで、実際に作った会社が伴走します

当社は自社の診断ツールを試作から本番運用まで手がけています。設問設計・判定ロジック・フォーム連携・その先の営業活用まで、AI×ノーコードで最短ルートをご提案します(支援実績150社以上)。

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