「LarkとZoom、Teams、Slackは何が違うの?」「結局どれを選べばいい?」——コミュニケーションツールは種類が多く、名前は聞くけれど違いが分かりにくいものです。この記事では、AI×ノーコードの導入支援会社(支援実績150社以上)が、4ツールの違い・機能・料金を公式情報で整理し、タイプ別にどれを選ぶべきかまで解説します(2026年7月時点)。

4つは”得意領域”が違います。Zoomは会議、Slackはチャット、TeamsはMicrosoft 365基盤、Larkはチャット・会議・文書・ノーコードDB・AIを1つに統合したオールインワンです。
だから「どれが一番いい」ではなく、自社が何を一本化したいかで選ぶのが正解です。会議の品質最優先ならZoom、Microsoft 365中心ならTeams、チャットと多数の外部連携ならSlack、そしてツール乱立を解消して業務まで統合したいならLark——この軸で選べば、まず外しません。
01 Lark・Zoom・Teams・Slack 比較早見表
| 項目 | Lark | Zoom | Teams | Slack |
|---|---|---|---|---|
| 主戦場 | オールインワン | ビデオ会議 | M365統合 | チャット |
| 運営元/国 | Lark Technologies(SG) | Zoom(米) | Microsoft(米) | Salesforce(米) |
| 無料プラン | 20人・100GB(複数人会議の主催不可) | 40分・100人会議 | 60分・100人・5GB | 履歴90日・連携10個 |
| 有料最安(目安) | 要問い合わせ(Pro約1,800円/人) | Pro約2,000円/人 | Essentials約600円/人 | Pro 約1,100円/人 |
| ノーコードDB | ◯ Base標準 | ✕ | △(Lists等) | ✕ |
| AI議事録 | ◯ 標準 | ◯ AI Companion | ◯ Copilot(上位) | △ AI(上位) |
※金額は年払いの目安・2026年7月時点。各社とも改定が速いため導入前に公式で要確認。◯△✕は主要機能の標準搭載度の目安。
代表 西澤💡 ツール選びで失敗する典型は「機能の多さ」で選ぶこと。大事なのは“何を1本化して、どの業務を楽にしたいか”。同じ土俵の4ツールに見えて、実は主戦場が違います。
02 まず押さえる:4ツールは”得意領域”が違う
比較でつまずく最大の理由は、「同じカテゴリのツール」だと思って並べてしまうことです。実際は主戦場が違います。
単機能で尖った3ツール
- Zoom:ビデオ会議・ウェビナーの品質と安定性
- Slack:チャンネル型チャットと外部連携
- Teams:Microsoft 365と一体で動く
統合で1本化するLark
- チャット・会議・カレンダー
- 文書・ノーコードDB(Base)
- AI議事録・AIチームメイト
- これらを1アプリに統合
VS
「会議を安定させたい」ならZoom、「M365中心」ならTeams、「チャットと連携」ならSlack、「ツールを減らして業務を1本化」ならLark——この軸で見ると迷いません。
03 項目別に詳しく比較(チャット・会議・DB・AI・管理)
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| チャット | Slackが定番。Larkもチャンネル型+チャットからタスク化・承認まで動く |
| ビデオ会議 | 安定性・大規模はZoom。LarkはAI議事録が標準で会議後の作業まで一気通貫 |
| 文書・共同編集 | TeamsはOffice共同編集が最強(M365前提)。LarkはDocs/Sheets標準 |
| ノーコードDB | LarkはBaseで業務アプリを内製。Zoom/Slackは非対応、TeamsはLists(簡易) |
| 外部連携 | Slackが最大級のエコシステム。Larkは1本で完結する方向 |
| AI | 各社強化中。LarkはAnyGenでワークスペース横断のAIチームメイト |
| 管理・セキュリティ | いずれもエンタープライズ水準。Larkの詳細はLarkは安全?運営元・セキュリティ |
04 Lark vs Zoom / Teams / Slack(1対1で比較)
Lark vs Zoom|会議中心か、統合か
Zoomはビデオ会議の専門ツール、Larkは会議を含むオールインワン。会議の安定性・大規模ウェビナーならZoom、会議だけでなくチャットや議事録・資料管理まで1つにまとめたいならLarkです。無料で複数人会議を主催できるのはZoom(40分・100人)。Larkの無料は1対1通話または既存会議への参加のみです。
Lark vs Microsoft Teams|M365か、単独完結か
TeamsはMicrosoft 365の一部として最大の力を発揮します。すでにWord・Excel・SharePointを全社利用ならTeamsが自然。Microsoft環境に縛られず単独で完結したい・ノーコードで業務アプリまで作りたいならLarkです。Lark Baseとはもご覧ください。
Lark vs Slack|チャット特化か、統合か
Slackはチャンネル型チャットと外部連携のエコシステムが強み。チャットに加えて会議・文書・DBまで最初から揃っているのがLarkの強みです。Slack無料は履歴90日・連携10個の制限があり、過去ログを長く残したいならLarkの無料枠が有利な場面も。移行はSlackの移行・代替におすすめのツールを参照。
「併用」という選択肢もある
実は、これらは併用もよくある選択です。役割が違うため、たとえば次のような使い分けが現実的です。
- Lark+Zoom:普段の業務・チャット・文書はLarkで1本化し、大規模ウェビナーや外部との大人数会議だけZoomを併用。
- Teams+Lark:Microsoft 365は残しつつ、ノーコードの業務アプリ(Base)だけLarkで内製。
- Slack+Lark:開発チームはSlackの連携文化を維持し、バックオフィスは会議・文書・DBを統合したLarkに寄せる。
「全部を1つに」が理想でも、現場の慣れや既存資産があるため、主役をLarkに置きつつ尖った領域だけ他ツールを残すのは、移行の負担を抑える現実的な進め方です。
05 料金で比較(有料最安の目安)
Microsoft Teams(最安)
約600円/人・月
Slack Pro
約1,100円/人・月
Lark Pro(要問い合わせ)
約1,800円/人・月
Zoom Pro
約2,000円/人・月
※年払いの目安・2026年7月時点(1ドル150円で換算した概算)。Larkの月額は公式非掲載(要問い合わせ・第三者集計の参考値)。各ツールは”含まれる範囲”が違うため単価の単純比較は禁物です。
単価はTeams<Slack<Lark<Zoomの順ですが、TeamsはOffice文書の本格活用にM365プランが前提、Larkは無料でも100GBストレージや文書・DBを含むため、”1本化”前提だと割安になりやすいです。Larkの料金詳細はLarkの料金プラン徹底解説へ。
06 Larkへの移行・乗り換えの進め方
「今のツールから乗り換えるのは大変では?」という不安はよくあります。次の順で進めると、現場の混乱を抑えられます。
-
一部門・一業務から試す
いきなり全社切替をせず、まず1部門でチャットと会議から使い始める。旧ツールと一定期間は並行運用する。
-
データを移行する
既存のスプレッドシートやファイルをインポートで取り込む(スプレッドシートからLark Baseへ参照)。
-
業務アプリ化する
慣れてきたらLark Baseで案件・在庫・問い合わせ管理などをノーコードで内製し、ツールを本当に1本化する。
-
運用ルールと定着
通知・権限・命名規則を決め、推進担当を置く。ツールは”入れて終わり”では定着しない——教育まで設計する。
07 どれを選ぶ?タイプ別診断
Q1. 自社の”主役業務”はどれ?
Q2. ノーコードで業務アプリも内製したい?
代表 西澤💡 私たちはLark導入の現場を数多く見てきましたが、”減らして整える”効果が最も大きいのがLarkです。一部署・一業務から小さく始めるのが、どのツールを選ぶ場合も失敗しないコツです。
08 よくある質問(FAQ)
LarkとZoomの違いは?
Zoomはビデオ会議の専門ツール(無料は40分・100人まで主催可)。Larkはチャット・会議・文書・ノーコードDB・AIを1つに統合したオールインワンで、会議からAI議事録・タスク化までつながります。ただしLark無料は複数人会議の主催ができません。
LarkとTeamsの違いは?
TeamsはMicrosoft 365と一体で使うのが最大の価値。Larkはその環境に縛られず単独で完結し、ノーコードDB(Base)で業務アプリまで作れます。M365中心ならTeams、1本化・内製ならLarkが向きます。
4つの中で一番安いのは?
有料最安の目安はMicrosoft Teams(Essentials約600円/人)です。ただし含まれる範囲が異なるため、”何を1本化するか”で実質コストは変わります。無料枠だけならLark(100GB等)も選択肢です。
Larkの強みは何ですか?
最大の強みは「統合の広さ」です。チャット・会議・カレンダー・文書・ノーコードDB・AIを1アプリにまとめており、複数ツールの契約・管理・データ分断をなくせます。ツール乱立に悩む企業に向いています。
Slackから乗り換えるべき?
多数の外部SaaS連携や開発文化が根付いているならSlackを続ける合理性があります。一方、チャット以外(会議・文書・業務DB)も1本化したい、無料の履歴制限(90日)がネックという場合はLarkへの移行が選択肢になります。段階的な並行運用が安全です。
会議もチャットも両方しっかり使いたい場合は?
会議もチャットも文書も1つで完結させたいなら、オールインワンのLarkが有力です。会議の大規模配信・ウェビナー品質を最優先するならZoomを軸に、他ツールと併用する構成も現実的です。自社の”主役業務”から逆算して選びましょう。
Larkは日本語に対応していますか?
はい、Larkはインターフェース・チャット翻訳を含め日本語で利用できます。ただし無料プラン「Lark Basic」の対象国に日本は含まれないため、本格導入は有料プランまたは日本のリセラー・導入支援会社経由が基本になります。安全性・運営元はLarkは安全?運営元・セキュリティもご覧ください。
導入にはどのくらいかかりますか?
使い方次第ですが、チャットと会議だけなら数日〜数週間で運用開始できます。ノーコードDB(Base)での業務アプリ化や、旧ツールからのデータ移行・定着まで含めると、一部門で1〜2か月を見込むのが現実的です。まず一業務から小さく始めるのが失敗しないコツです。
西澤のひとこと
代表 西澤ツール選びで大事なのは「機能の多さ」ではなく“何を1本化して、どの業務を楽にしたいか”です。会議が主役ならZoom、M365中心ならTeams、チャット主体ならSlack、そしてツール乱立を解消して業務まで統合したいならLark——この軸で選べば、まず外しません。迷うときは、いま使っているツールと月額を書き出して、何を減らせるかを一緒に整理させてください。
自社にはどれが最適? プロが無料で診断します
AI×ノーコードの導入支援会社が、業務・体制に合うツール選定と、Lark導入・活用まで伴走します(支援実績150社以上)。
09 出典・参考(各社公式・2026年7月時点)
📌 公式情報源
- Overview of Lark plans/Lark Meetings quota
- Zoom 公式料金ページ(Pro/無料の会議上限)
- Microsoft Teams 公式プラン比較ページ(Essentials/無料枠)
- Slack 公式料金ページ(Pro/無料の履歴・連携制限)
※金額・仕様は2026年7月時点の公式情報に基づく目安です。各社とも改定が速いため、導入前に必ず最新の公式情報をご確認ください。


